英文法の問題集はVintageやNextStageなど様々ありますが、マイナーであまり知られていない「英頻1000(頻出英文法語法問題1000)」は私が大好きな問題集です。
私は早稲田大学に合格しましたが、その時にも英頻1000には大きく助けてもらいました。
すごくおすすめの問題集なのですが、その理由として一番大きいのは「レベル」。
英頻1000のレベルについて、指導歴10年の私が詳しく解説していきます!
英頻1000のレベル、難易度はどれくらい?
英頻1000は早慶や東大・京大といった、難関大学の英文法の問題を攻略するためにおすすめ。
収録されている問題の難易度は高めで、受験レベルを超えることはあまりなく、ハイレベルかつ試験にも出題されるような問題がたくさん収録されているので、難関大学に向けてとても効果的な演習ができます。
有名なNextStageなどと比較すると難しい問題が多いので、自分の英文法の力は十分に高めてから取り組みましょう。
私はNextStageを完ぺきに固めて、偏差値が65以上になってから、英頻1000に取り組みました。
それでも難しいと感じましたし、4割ほどはミスをしてしまいましたから、やはりレベルは高いです。
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英頻1000が難しすぎる場合
英頻1000に取り組んでみて、あまり正解できないようでしたら、無理して先に進まずに基礎・基本の問題集から取り組むようにしてください。
難しすぎる状態で無理に進んでも、勘で解いて解説を読んで、何となく理解をしたつもりになって終わってしまいます。
これでは成績が伸びませんし、時間も無駄になってしまう可能性が高いです。
NextStageなどをまずはガッチリと固めて、基礎的な問題を確実に正解できるようにしてください。
ネクステだけでも、MARCHレベルであれば十分に合格点を取れるようになります。
英文法の理解が足りないようであれば、講義形式の参考書をしっかりと勉強しましょう。
「深めて解ける英文法INPUT」は分厚いですが、英文法をわかりやすく、詳しく解説してくれます。
理解の部分で抜けがあると、どんなにたくさん問題を解いても、抜け漏れが出てきてしまいます。
まずは参考書で英文法を深く理解してから、問題集でアウトプットするようにしましょう。
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英頻1000で文法は完ぺき?
英頻1000を固めれば、英文法のオーソドックスな形式の問題は、ほぼ完ぺき。
あとは志望校の出題傾向に合わせて、アウトプットしていきましょう。
英作文や並び替え問題、正誤問題などなど、志望校の傾向に特化した問題集に取り組んでください。
また過去問を解いて思うように問題が解けない場合は、ランダム形式の出題に慣れていない可能性があります。
「仮定法」「比較」など章ごとに分かれていると、どのような問題が出てくるか予測できますから、回答の難易度は下がります。
しかし入試本番ではランダム形式で出題されるので、この形に慣れておかなければいけません。
「英文法ファイナル問題集」など、ランダム形式の問題集で仕上げれば、英文法は怖いものなしですね!