大学入試の英語長文では超頻出、それでいて配点が高い内容一致問題。
長文の内容が難しくなればなるほど、そして選択肢が多くなるほど、回答しづらくなりますよね。
そんな内容一致問題も、正しい解き方をマスターすると、グッと正答率が上がります。
私が受験生の時に内容一致問題の解き方を研究し、早稲田大学に合格することができました。
講師歴10年の私が、さらに磨き上げた内容一致問題の解き方を伝授していきます!
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英語長文の内容一致問題が難しい理由
内容一致問題が難しく感じる最も大きな要因は、「全体の内容を問われている」点。
多くの問題は局所的に、一部分について問われるのですが、内容一致問題は長文全体の内容の理解を求められます。
長文の全体の内容を理解できていても、記憶にしっかりと残っていないと、答えられないケースも多いんです。
なので読み直して、選択肢と見比べてと、繰り返しているうちに時間が無くなってしまったり、長文の内容が分からなくなってしまったりしがち。
焦ってそれっぽい選択肢を選んで、後から見たら「この選択肢、何で選んだんだろう」と後悔することも良くありました。
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内容一致問題の解き方とコツ
内容一致問題の解き方として、オススメのポイントは2つ。
1つは長文の要点をメモしながら、ストーリーをしっかりと追っていくこと。
内容一致問題では要点を問われやすいですから、長文の軸となる部分に沿って読み進めていくことが大切です。
パラグラフごとに簡単に要点をメモして、内容を整理していくと良いでしょう。
2点目は「長文を読みながら選択肢を消していく」こと。
内容一致問題は長文全体の内容を問われるので、最後まで長文を読んでから解こうとすると、細かい部分を忘れてしまっていて、正しい選択肢を選べないケースがあります。
ですから消去法も活用して、長文を読みながら選択肢を消していきましょう。
例えばパラグラフを2つ読み終えたら選択肢に目を通して、絶対に当てはまらないという選択肢を消していきます。
特に選択肢が5個以上ある場合は、細かい部分まで問われているケースが多いので、この解き方がとても効果的です。
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それでも内容一致問題が解けない場合
ここまでお伝えした内容を実践しても、内容一致問題が解けない場合。
単純に英語長文が読めていない可能性が高く、解き方などのテクニックでは対処できません。
内容一致問題は「長文の理解をできているか」を問う問題ですから、長文が読めていなければ解けるわけがないんです。
読んでいる英語長文に対して、ご自身の読解力が届いているか、まずはそこから分析するようにしてみてください。
日ごろから長文の問題集を解く際にも、自分の実力に合った問題集を選んで、読解力を伸ばすようにしましょう。
繰り返しになりますが、いきなり難しい英語長文の問題を解いて、内容一致問題でミスをしてしまうのは、解き方ではなく実力の部分に原因があります。
多くの英語長文の問題集に取り組み、1冊ずつレベルを上げていき、読解力を伸ばすところからスタートしてください。