マイナーではありますが、英文の読解力を伸ばすためにとても効果的な参考書、「英文解釈クラシック」。
文章量が少なめの英語の文章を読んで、それをじっくりと解説してくれます。
解説ではSVOCなどの構文まで解説があるので、1文1文を正確に読むトレーニングもできます。
とても質が高い参考書なのですが、知名度があまり高くないので、「レベル」を把握できていない人が多いです。
「英文解釈クラシックに取り組んでみたけど、難しすぎる・・・」という事になりかねません。
ここでは講師歴10年、早稲田卒の私が、「英文解釈クラシックのレベル」をポレポレや透視図、英文解釈の技術などと比較しながらお伝えしていきます!
⇒早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら
英文解釈クラシックのレベル、難易度
英文解釈クラシックの難易度は、中上級者向け。
共通テストよりは難しく、MARCHや関関同立レベルの英文がメインになっています。
難易度は比較的高いですから、英語長文にある程度の自信が持てるようになってから、MARCHで高得点を取りたい、早慶や国公立二次の長文をさらに読めるようにしたいという人におすすめ。
共通テストレベルの長文で苦戦してしまう人は、まだまだ英文解釈クラシックに取り組む段階にはありません。
基礎的な長文からじっくりとトレーニングをして、徐々にレベルを上げていきましょう。
英文解釈クラシックを1冊キチンと固めていけば、MARCHクラスのやや難しい英文でも、正確に読み取れるようになっていきます。
早慶や東大・京大など難関大学の英語長文に向けて、土台がしっかりと作られていきますので、大きな進歩になるでしょう。
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ポレポレのレベル
ポレポレは英文解釈クラシックと比較すると、難易度はもう1ランク高く、早慶レベル。
難しい問題にはライオンマークがついていますが、こちらはさらに難しくなっています。
早慶などの難しい英語長文で良く登場する、複雑な英文を解釈できるようにするのがポレポレ。
英文解釈クラシックと比較すると、「文構造の精読」よりも「複雑な英文の解釈」に重きを置いています。
英文読解の透視図のレベル
英文読解の透視図は京大レベルの難易度で、英文解釈クラシックよりも2ランク上といえるでしょう。
難易度は相当高く、英文の文章量もかなりボリュームが多くなります。
英文解釈クラシックを完ぺきに固めてからすぐに取り組んでも、その差に対応できない可能性があります。
早慶レベルの長文を演習して、難しい長文に対応できるようになってから、取り組むようにしてください。
英文読解の透視図はポレポレよりもさらに文章量が多く、難しくそれなりに量がある文章をしっかりと解釈できるよう、トレーニングができるようになっています。
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英文解釈の技術シリーズのレベル
英文解釈の技術は下記のようにレベルが分かれています。
超入門英文解釈の技術60→受験基礎
入門英文解釈の技術70→共通テスト
基礎英文解釈の技術100→MARCH~早慶
英文解釈の技術100→東大・京大
英文解釈の技術シリーズは短い英文を、正確に訳すトレーニングができる参考書。
入門英文解釈の技術70は完ぺきに固めてから、英文解釈クラシックへと進むと良いでしょう。