基礎英文問題精講という名前を聞くと、なんだか易しそうなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
だって「基礎」ってタイトルに入っていますからね。
でも最初に「基礎的で易しい参考書ではない!」ということだけは、間違いが内容にお伝えしておきます。
間違えて初心者の方が買ってしまったら、お金のムダになってしまう可能性がありますからね。
ではここから本格的に、「基礎英文問題精講がどれくらい難しいのか」について、お伝えしていきます!
これから取り組もうと思っている人や、取り組んでみて難しいと感じる人は、ぜひ読んでください。
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基礎英文問題精講のレベル、難易度
基礎英文問題精講の難易度は大学でいうと、MARCHや関関同立、中堅国公立くらい。
英文によっては早慶や難関国公立に近いレベルのものも、登場することがあります。
「基礎英文問題精講」と検索すると、候補で「東大」というワードが出てきますが、難易度そのものが東大レベルに難しいという事はないですね。
偏差値でいえば60前後の人が、対象となるでしょう。
「基礎」とタイトルに入っているのに、MARCHクラスだなんて不思議ですよね笑
これはおそらく「大学受験における、本格的な英文読解の基礎」という事なのだと思います。
基礎英文問題精講は英語の文章を読んで、それを訳して、解説を読んで読解力を上げていくという参考書です。
MARCHクラスの英文がそれなりには訳せる状態じゃないと、「うわー、読めない。解説読もう。」という感じで、ただ解説を読むだけになってしまいます。
これだと基礎英文問題精講の作者が意図している取り組み方でなくなってしまいますから、読解力を伸ばすこともできないんです。
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標準英文問題精講はもっと難しい!
標準英文問題精講という参考書もあるのですが、こちらはさらに難しいです。
「標準」とあると、「偏差値50ちょっとくらいかな?」と想像する人も多いと思いますが、聞いてびっくり。
早稲田や慶應、東大・京大といった最難関クラスの大学を攻略するための参考書です。
「基礎英文問題精講」はなんか簡単そうだし、標準の方が良いかな?くらいのテンションで選んでしまうと、びっくりするくらい難しいでしょう。
有名なポレポレや英文読解の透視図など、最難関の解釈系の参考書と肩を並べます。
こちらはMARCHクラスの長文は読めるようになったけど、早慶や東大・京大レベルになると、もう1歩2歩届かないという人におすすめです。
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基礎英文問題精講の前におすすめの参考書
基礎英文問題精講を買ってみたけれど、想像以上に難しいなど、自分のレベルが到達していない場合。
まずは1ランク易しい参考書で、土台を固めていきましょう。
「入門英文解釈の技術70」あたりだと、共通テストレベルの英文をじっくりとトレーニングできるので、基礎英文問題精講への準備に効果的です。
基礎英文問題精講よりも文章量が少なく、なおかつ難易度も易しい英文を読んでいきます。
解説は基礎英文問題精講よりも詳しく、1文1文の構文の解説が書かれているので、英文を正確に読み取るトレーニングをしていきましょう。
1文1文を正確に読めるようにしてから、基礎英文問題精講で少しボリュームのある英文を読んでいくという流れでステップアップすると、無理なく力を伸ばすことができます。
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基礎英文問題精講の次におすすめの参考書
基礎英文問題精講が終わったら、いきなり「標準英文問題精講」に進むと、その差に戸惑ってしまうでしょう。
MARCHクラスからいきなり早慶レベルになりますので、ついていけない可能性が高いです。
英語長文ポラリス2はMARCHと早慶の間の難易度で、とても解説が詳しい長文の参考書。
こちらを演習して、1文1文を正確に読み取れるようにしてから、標準英文問題精講に入っていくのがおすすめです。
1歩1歩、力を伸ばしていき、難しい英文を読めるようになりましょう!