NextStageやスクランブル、アップグレードなどと同じ形式の、英文法の総合問題集として有名なVintage。
英文法だけでなく語法やイディオム、会話表現なんかも演習できるようになっています。
英文法の問題集は種類が多すぎて、「どれくらいのレベルですか?」というご質問が、本当によく届きます。
そして「いつからやるべきですか?」「使い方が分かりません・・・」といったご相談もとても多いです。
そこで講師歴10年以上の私が、「Vintageのレベル」「いつから取り組むべきか」「ノートを活用した使い方」の3点を、詳しく解説していきます!
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ヴィンテージのレベル、難易度
ビンテージは数多くある英文法の問題集の中でも、難易度は高い部類に入ります。
スクランブルと同じくらいの難易度で、NextStageやパワーステージよりもワンランク高いです。
偏差値が50後半から60前半になってから取り組んだ方が、効果的な演習ができるでしょう。
1冊目の英文法の問題集として、英語が苦手な人でもヴィンテージに取り組んでいるケースをよく見かけますが、あまりお勧めできません。
この手の問題集は解説があまり詳しくないですから、解説を読んでも分からず、挫折してしまう人が多いですからね。
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ビンテージはいつからやる?
取り組む時期としては、受験する年の夏ごろが丁度良いと思います。
難易度が比較的高い問題集なので、それまでは徹底的に基礎固めに取り組みましょう。
ビンテージよりも易しい問題集として、Engage(エンゲージ)も出版されています。
こちらは1冊目の英文法の問題集としてとてもおすすめなので、まずはこちらを固めていき、受験する年の夏にビンテージで総仕上げという流れをお勧めします。
早く難しい問題集に取り組んだからと言って、それだけで有利になるわけではありません。
夏ごろにVintageに取り組んでも時期としては十分間に合いますし、それまでに基礎を固められているかどうか、こちらの方がずっと大切です。
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ビンテージの使い方はノートがカギ
ヴィンテージを勉強する際に大切なのは、「ミスをした問題に印をつける」こと。
1000問以上の問題数がありますから、全ての問題を完ぺきにミスなく解けるようにするためには、ミスをした問題にチェックをつけて、何回も解きなおさなければいけません。
そして「なぜミスをしてしまったのか」を分析して、この部分をノートに書き出していきましょう。
重要な知識や単語などがあれば、それらもまとめていき、暗記してください。
これから入試に向けて英文法の問題を解いて、ミスをした問題があったら、どんどんこのノートに追加していきましょう。
入試まで1題でも多くの問題を解き、ミスした問題を復習し、新たな知識を吸収することで、対応できる範囲がどんどん広がっていきます。