システム英単語や速読英単語と比較すると、マイナーな英単語帳である「ブリックス」。
学校で配られることもある英単語帳で、Amazonでの評価も高いです。
ややマイナーであるがゆえに、どれくらいのレベルなのか、そして質の高い英単語帳なのか、迷ってしまう人も多い事でしょう。
指導歴10年以上の私が、「英単語帳Bricks、1と2のそれぞれのレベル」と「実際に中身を見た口コミ」をお伝えしていきます!
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英単語帳Bricksのレベル、カバー範囲
英単語帳ブリックスは1と2に分かれています。
ブリックス1は偏差値でいえば60以上、共通テストで高得点、MARCHでも合格点を狙えるレベル。
レベル1というと易しい英単語帳に感じるかもしれませんが、到達レベルはとても高いです。
難関大学を目指す人でなければ、ブリックス1だけで十分、合格点を狙えるようになるでしょう。
ブリックス2は偏差値でいえば65以上、早慶や東大・京大でも合格点を狙えるレベル。
大学入試に向けて勉強するのであれば、最難関クラスの英単語までカバーすることができます。
いきなりブリックス2から取り組むのではなく、まずは1でしっかりと重要な単語を固めてからの方がベター。
頻出の英単語はブリックス1の方に多く収録されていますから、こちらを固めてから、応用単語に進むという流れです。
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英単語帳ブリックスの口コミ
中身を見て一番に感じたのが、「レイアウトが見やすい」ということ。
イラストも描かれていますし、見開きで簡潔にまとまっていて、スムーズに暗記に取り組めます。
赤字の重要な訳は赤シートで隠せるようになっていますから、効率的に進められます。
音声もスマホアプリ(いいずなボイス)から無料でダウンロードできるので、スピーキングやリスニングにも効果的。
「特別な特徴は特にない」というのが正直なところではありますが、クセはないのでどんな人にでもフィットするでしょう。
ひとまず書店に足を運んで中身を見るか、もしくはインターネットで画像検索をしてみてください。
そうすればどんな感じの英単語帳なのかわかりますから、自分に合っていると思ったら買ってみましょう。
英単語帳は「レベル」と「自分の好みに合うか」の2点がとても大切なので、しっかりと中身を確認してから選ぶことをオススメします。
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英単語帳ブリックスのデメリット
英単語帳ブリックスのデメリットを挙げるとすれば、「1語1訳しか赤字の訳が無い」こと。
システム英単語などは1語につき、重要な訳が複数、赤字で印字されていて赤シートで隠せます。
一方でブリックスは基本的に、1語1訳しか隠せず、その他の訳は黒字で印字されています。
大学入試では1単語1訳では足りないケースもありますし、多義語は頻出です。
まずは1語1訳を赤シートで隠して暗記して、黒字の訳はそのあとにしっかりと覚えるようにしてください。
黒字だともちろん赤シートでは隠れませんから、厚紙を使うなどして工夫しましょう。