ターゲット1900で東大や早慶は足りないのか?早稲田卒講師が語る


大学受験生であれば誰もが知っている「英単語ターゲット」。

1200、1400、1900とレベルが分かれていますが、最も人気なのはレベルが高い1900。

1900であれば難しい英単語を覚えられることは周知の事実ですが、「早慶や東大・京大までカバーできるの?」という不安はあると思います。

そこで講師歴10年以上、数多くの受験向けの英単語帳を研究してきた私が、「英単語ターゲット1900のレベル」について徹底的に解説していきます!

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

英単語ターゲット1900のレベル、カバー範囲

まず意外と知られていないのは、英単語ターゲット1900は誰もが取り組めるような優しい英単語帳ではないという事。

ターゲットの中で最も難しいレベルで、早慶などを目指す人が取り組むケースが多いです。

基礎・基本の英単語はあまりカバーされておらず、日東駒専や共通テストで頻出の基礎単語は抜けているものもかなり多くあります。

まずは英単語ターゲット1200を固めて、それから1400へ進み、最後に1900という流れで取り組んでください。

基礎単語ほど英文の中で当然のように、何度も登場してきますから、ここが固まっていない状態では全く受験と戦うことができません。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

ターゲット1900でMARCHはOK?

日東駒専や共通テスト、MARCH・関関同立レベルであれば、英単語ターゲット1900までで十分です。

それ以上の英単語帳に手を出す必要はないので、1900までをガッチリと固めてください。

1200や1400の英単語が抜けていると、日東駒専やMARCHに合格することは難しいので、確実に記憶に叩き込むこと。

そしてターゲット1900はMARCH以上を志望するのであれば、しっかりと取り組んでいきましょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

ターゲット1900で早慶や東大もOK?

確かにターゲット1900までで、早稲田や慶應、東大・京大に合格している人は間違いなくいます。

ただ「合格のために十分な英単語をストックできるか」というと、やや不足する部分もあるでしょう。

合格のために必要最低限の単語はターゲット1900でカバーできますが、プラスアルファの単語や、難問に対応するための単語という意味では、私自身は足りないと感じます。

ターゲット1900の最後のパートまで取り組んだとしても、早慶や東大・京大レベルとなると、少し足りないかなという印象です。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

ターゲット1900の次の英単語帳

英単語ターゲット1900を終えたら、速読英単語上級編がおすすめ。

ターゲット1900に掲載されていない難単語を、徹底的にマスターすることができます。

半分ほどはターゲットと被っていますので、被っていない単語を追加していくことで、より知識の幅を広げられます。

難しい単語を覚えていればそれだけ、英語長文で訳せる単語も増えますから、読解の精度が上がります。

また難単語は設問として直接問われるケースも珍しくないので、覚えているだけで得点を稼げる可能性もあります。

とはいえ速読英単語上級編はあくまでプラスアルファの勉強にはなりますから、ターゲット1900までの単語を完ぺきに固めるとともに、徹底的に復習することの方が優先です。

タイトルとURLをコピーしました