英語構文の参考書として、学校で配られることもある良書「リンケージ英語構文100」。
私も購入して中身を見てみましたが、解説がとにかく詳しいという印象。
例文に対してSVOCなど文構造の解説がなされていて、英文読解のトレーニングにとても効果的。
CDもついていて、スピーキングやリスニングの対策もできます。
そんなリンケージ英語構文ですが、「どのくらいのレベルなのか」と「効果的な使い方」について詳しく解説していきます!
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リンケージ英語構文に取り組むレベル
リンケージ英語構文は例文を読んで、その中で読解力を鍛え、構文を覚えていく参考書。
まずは例文がある程度は訳せないと、正しく取り組むことができません。
すごく難しい例文が用意されているわけではないですが、高校基礎レベルの文法の理解や、語彙力はあった方が良いですね。
共通テストでいうと5割くらいは取れるようになってから、取り組んでいくのが1つ目安になります。
リンケージ英語構文の英文が読めるようになるまでは、基礎固めに徹してください。
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リンケージ英語構文の到達レベル、偏差値
リンケージ英語構文100で重要な構文を学び、そして英文を正確に読み取る力を磨いていくと、英文の読解力を大きく伸ばすことができます。
とくに「なんとなく英文を読む」ような形になってしまっていた人は、文構造を意識して英文を読む姿勢が身につきますから、長文を読んだときに見えてくる世界が変わるはずです。
リンケージ英語構文の1冊で偏差値が大きく伸びるという事ではなく、英文読解の土台を固めたうえで、長文の問題集などに取り組んでいくことで、着実に成績を伸ばすことができます。
また音声を活用して例文を音読することで、スピーキングやリスニングにも効果的。
重要な構文が含まれている文ですから、音読して体にしみこませていけば、聞き取れるようになりますし、自分でその構文を使って英語をアウトプットできるようになります。
例文の書き写しまで行って、暗記できるくらいまでやりこめば、ライティングの勉強にも活かせます。
重要な構文は英作文で狙われることが多いですが、構文を単体で覚えていても、「構文を使ってどのように英文を書けばよいか」まで分からず、自力で英文を書くことができません。
ですから例文を覚えるくらいまで書きまくって、使い方も含めて記憶に定着させていきましょう。
英語の4技能をしっかりと鍛えることができるのがリンケージ英語構文なので、時間をかけて他の参考書と並行で取り組んで、日々力を伸ばしていくイメージで取り組んでください。