大学入試向けの英熟語帳として有名な、「速読英熟語」、「英熟語ターゲット1000」、「解体英熟語」の3冊。
「どれを使うのが一番良いですか?」というご質問も、私のもとに本当に良く届きます。
確かに大学入試向けの英熟語帳は種類が本当に多いですし、迷う気持ちもよく分かります。
私は受験の講師として、3種類の英熟語帳を全て購入していて、中身も分析しました!
ここでは「3冊の英熟語帳の比較」を徹底的にしていきます。
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速読英熟語の特徴とレベル
速読英熟語は長文の中で熟語を覚えられるというのが、一番の特徴。
共通テストほどの英語長文の中で、熟語が多く登場して、文中での使い方も学べるようになっています。
音声も活用することで、音読をしながら覚えていくこともできます。
また速読英熟語には、英語構文も収録されているので、1冊で熟語と構文の両方をカバーできるのもおすすめのポイント。
構文の参考書を勉強する時間がない人も多いと思うので、とても嬉しい特徴ですね。
ただレベルとしてはMARCHで8割くらい得点が取れるレベル印象で、最難関大学である早慶や東大・京大クラスになると、少し熟語の面で不足を感じることもあります。
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英熟語ターゲット1000のレベルと特徴
英熟語ターゲット1000は有名なターゲットシリーズで、レイアウトがとてもきれいです。
シンプルに熟語とその訳を覚えていき、それを例文でチェックするという流れ。
熟語のレベルは速読英熟語よりも少し高いくらいで、やはり早慶や東大・京大レベルとなると、人によっては不足を感じる人もいると思います。
もちろん英熟語ターゲットだけで早慶や東大・京大に合格する人もいますが、人によって対応力は異なるので、まずはターゲットをやり切って過去問を解いて、そのあとのルートを考えましょう。
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解体英熟語のレベルと特徴
解体英熟語は問題形式で英熟語を覚えられるので、実際の入試の得点につながりやすいというのが1番の特徴。
ただ訳を覚えるだけでなく、入試でどう問われるかを学び、それに対応できる形で覚えていきます。
レベルは3冊の中で最も高く、収録されている英熟語の数がかなり多いです。
速読英熟語が700個強、英熟語ターゲットが800個強に対して、解体英熟語は1000語を超える英熟語が収録されています。
覚えるのはかなり大変ではありますが、解体英熟語を勉強すれば、早稲田や慶應・東大京大レベルであっても、英熟語はしっかりとカバーできるでしょう。
いきなり解体英熟語を覚えきるのは結構しんどいので、私は速読英熟語の次に解体英熟語で、覚えられていない英熟語だけを300語ほど追加しました。
これであればプラス300語ほど覚えれば良いだけなので、負担は大きくなかったですし、速読英熟語で重要な英熟語をしっかりと固められたので、スムーズに勉強に取り組めました。