解体英熟語よりも知名度は低いですが、とても質が高い参考書「解体英語構文」。
私が受験生の時も解体英語構文を勉強して、早稲田大学の合格につながりました。
英語構文は英単語や英熟語、英文法と比較して、重要性が低い感じがしますよね。
ここでは「解体英語構文の必要性」と「効果的な使い方」の2点を、詳しく解説していきます!
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解体英語構文はいらないって本当?
「そもそも英語構文って何だろう?」というところからスタートする人も、結構多いと思います。
英語構文とは英文法の1つで、「so that構文」や「it that構文」など、決まった型があるもの。
これらは英語長文の中でよく登場してきて、型を知らないと訳せないケースも多いです。
そして英文法の問題や、英作文でも出題されますから、英語構文はあらゆるときに問われます。
英語力を総合的に伸ばすために英語構文の学習は重要で、そのために解体英語構文を活用していくという事です。
ただ英語構文は過去問などを解いたときに、「自分に必要だな」と感じたタイミングで取り組めばOK。
英文法を勉強する中でも英語構文は自然と触れますし、解体英語構文をわざわざ勉強しなくても、難関大学に合格する人も珍しくないです。
なので優先度が高い単語や文法の勉強に時間を費やす必要がある場合は、解体英語構文はパスするというのも1つの手といえるでしょう。
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解体英語構文の使い方
解体英語構文は問題形式になっているので、まずはそれを解いてみてください。
それから暗記に入りますが、「英文の中での使い方を覚える」ことを意識しましょう。
例えば「it that構文=強調」というように、訳だけを覚えた場合。
it that構文を使った英文を書かされたり、it that構文が長文の中で出てきたりしたときに、対応できません。
It was shocking for him that Susan likes Tom.
このように英文で出てきますから、文中でどう使われるか覚えていないと、スッと訳せないんです。
ですから英文を書き写したり、音読したり、英文の中で勉強することを意識してください。
解体英語構文は200構文ほどとさほど量は多くないので、1日5構文などと量を決めて、重点的に勉強していきましょう。
単語のように1日100個覚えるといった、量の勝負ではなく、1つの構文を深く勉強していくイメージです。
構文をやりこめば、英作文やリーディング、ライティング、スピーキングなどあらゆる分野に活きてきますから、英語の偏差値が総合的に上がっていきます。