NextStageやVintage、スクランブルなどと比較するとやや知名度が低い「アップグレード」。
中身は大きく変わらず、英文法や語法を中心に、幅広く大量の問題が解ける総合問題集。
解説の量も大きな違いはなく、あっさりとしている印象。
それではネクステやヴィンテージなどと何が違うのか、気になっている人も多いでしょう。
異なる部分は「レベル」です。
ここでは「アップグレードのレベル」について、掘り下げて詳しく解説していきます!
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アップグレードの難易度、レベル
UPGRADE英文法は初級者向けの問題集で、難易度は比較的易しくなっています。
NextStageやVitageなど一般的な問題集と比較しても、基礎的な問題が多いです。
基礎問題を固められるのはとても貴重で、意外と種類が少ないんですよね。
Engageやブライトステージ、スクランブルBasicと数えるほどしか、基礎固め用の問題集はありません。
難しい参考書や問題集に取り組みたい人が多いと思いますが、基礎固めほど成績が伸びる勉強はないです。
背伸びをして難易度が高い勉強をしても、理解しきれていなければ、時間の無駄になってしまいます。
特にVintageやアップグレードは難易度が高いので、基礎がしっかりと固まっていないと、何となく問題を解いて答えや解説を暗記する勉強になってしまうので、注意しましょう。
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アップグレードの到達レベル
アップグレードだけで日東駒専レベルであれば、合格点を十分超えることができます。
河合塾の偏差値で50中盤から後半を狙える、英文法の力を身につけられますから、到達レベルは意外と高いです。
基礎からのスタートでも、1冊を終えれば実践的な問題を解けるようになりますから、勉強にも気合が入ると思います。
もちろん早慶や東大・京大といった難関大学の合格を目指すとなれば、少し不足も出てきますが、1冊目の問題集としてはとてもおすすめです。
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アップグレードが終わったら
志望校が日東駒専レベルであれば、アップグレードが終わったら過去問演習に入ればOK。
それ以上の大学を目指すとなれば、Vintageやスクランブル、英頻1000など難しい問題集に進むのがおすすめ。
アップグレードで基礎を固めて、その内容をハイレベルな問題集で活かしていくという流れで、着実にステップアップしていきましょう。
ランダム形式の問題集で、より実践的な演習をしたいのであれば、「竹岡アルティメット600題」などがおすすめ。
アップグレードなどと異なり、「仮定法」「比較」などと項目ごとに分かれていないので、完全に自力で問題を解くことになります。
アルティメット600題は日東駒専~MARCHレベルの問題を、ランダム形式で徹底的に演習できるので、アップグレードで学んだことを実践の得点力につなげることができます。
過去問演習に入って必要性を感じたら、ぜひ取り組んでみてください。