大学入試に向けて勉強するとなると、英単語の暗記は当然取り組みますよね。
英単語ターゲットやシステム英単語には、1語1訳だけでなく「派生語」も掲載されています。
派生語というのは1つの語を由来として広がる語のことで、例えば[imagine=想像する]の派生語には、[imaginable] [imaginative][imaginary]といった、複数の派生語があります。
まず覚えるのが大変ですから、「派生語って覚えた方が良いの?」という疑問がわいてくるでしょう。
そして「どこまでは派生語を覚えればいいの?どうやって覚えたらいいの?」と、疑問は尽きないと思います。
ここでは「英単語の派生語を覚える時期や範囲」と「覚え方のコツ」について、解説していきます!
⇒私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら
英単語の派生語を覚えるタイミング
当然ですが派生語よりも、軸となる単語とその訳を覚えることが最優先。
元となる語の訳が瞬時に言えない状態では、派生語もうろ覚えになってしまいます。
シス単であってもターゲット1900であっても、まずは徹底的に復習を繰り返して、見出し語を完ぺきに覚えるようにしてください。
見出し語の訳の暗記の際に、「派生語にも目を向けておく」だけで、後からの暗記はとても楽になります。
見出し語を記憶に定着させるためには、何周もしなければいけませんから、少しでも派生語を目にしておくだけでも、自然と記憶に定着していきます。
⇒私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら
英単語の派生語はどこまで覚える?
私自身は早稲田大学に合格しましたが、使っていたシステム英単語の中で派生語を覚えるという事は、ほとんどしていませんでした。
お伝えした通り、「見出し語の暗記の際に、少し目を通しておく」程度。
というのも派生語というのは基本的に、「派生」していきますから、元の語の訳を覚えていれば、そこから推測できるケースが多いんです。
例えば先ほど例に挙げた[imagine=想像する]の派生語は、[imaginable=想像できる]となり、imagineにableがついているから、可能だろうと推測できます。
見出し語の訳を覚える方がずっと重要で、マストの作業になりますから、あくまでその補足として取り組みましょう。
⇒私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら
英単語の派生語を覚えるコツ
派生語の覚え方としてとても重要なのが、「語の成り立ちを理解する」こと。
[imaginable=想像できる]が[imagine+able]であると分かれば、特別に暗記をしなくても意味は分かりますよね。
成り立ちを理解するということを、繰り返し取り組んでいると、派生語のルールが分かってきます。
語がこのように派生すると、こういった訳になるというルールが見えてくれば、推測できる範囲も広がっていきます。
またNextStageやVintage、スクランブルといった有名な問題集では、良く問われる紛らわしい派生語を演習できるようになっています。
「英文法の総合の問題集を1冊勉強したうえで、単語帳で少しずつ触れていくとともに、成り立ちから推測できるようにする。」
これが派生語の覚え方のコツです!