大学入試の英語に向けて勉強するのであれば、英単語の暗記は必須ですよね。
そこで1つ気になるのが、「英語から日本語と、日本語から英語、どっちを覚えれば良いのだろう」という点ではないでしょうか。
講師である私のもとにも、このご質問は本当によく届きます。
ここでは「英単語帳を覚えるときには、英訳と和訳をどのように活用すればよいか」について、詳しく解説していきます!
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英語から日本語?日本語から英語?どっち
英単語帳を覚える際には基本的に、「英語から日本語」の順に和訳を覚えていきましょう。
というのも英語の試験では、日本語を英語に訳させる英作文の力よりも、英語を日本語に訳させる和訳の力の方が問われる比重が大きいからです。
英作文は大学によっては出題されないケースもありますし、出題されても1問や2問であることがほとんど。
しかし英語長文はほぼ100%出題されて、英語を訳しながら理解していきます。
英単語の訳を覚えることが出来ていないと、英語長文を理解することはできません。
配点や重要度を考えると、英単語帳の和訳を覚えるのが正解と言えるでしょう。
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日本語から英語の暗記は不要?
日本語から英語の暗記ももちろん取り組むに越したことはないですが、かなりの時間がかかってしまいます。
和訳が覚えられていなければ受験は戦えませんが、「和訳→英訳」の変換は求められる機会が少ないので、優先順位は低くなります。
大学受験に向けた勉強は期間が限られているので、より得点を効率的に伸ばせる勉強に重点を置いて取り組むことが大切です。
英作文の対策としては、「スペルを覚える」というのが効果的な学習になります。
英単語のスペルを書きながら暗記をしていけば、記憶に残りやすいですし、自然と日本語訳も覚えられます。
日本語訳を覚えていれば自然と、「日本語から英語」の変換もできるようになるでしょう。
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英作文の対策は参考書で
英単語帳でスペルを覚えていったら、英作文の参考書で英文を書けるようにしていきましょう。
おすすめは「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」。
日本文を英語に訳すトレーニングを重ねられますので、英訳の力を鍛えられます。
日ごろから英単語帳でスペルに気を付けて勉強に取り組んでいれば、自然と英訳にもつながるという事がわかるはずです。
その上で英訳問題をたくさん解いていけば、その中で自然と「和訳→英訳」の暗記もすることになります。