こんにちは!私は偏差値39から京都大学に合格し、塾講師として働いているものです。
この記事では『全レベル問題集 英語長文1~6』について、実際に中身を見ながらそのレベルや使い方などを、徹底的に解説していきます。
(上で書かせていただいた私の英語の先生は、そういいながらも私が大学に進学するまであきらめずに指導してくれた生涯忘れることのできない恩師です。)
⇒早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら
全レベル問題集 英語長文1 基礎レベル
独学の学生のための最初の一冊
長文読解を学習する際に、SVOCの見極めは非常に重要です。
実は高校の先生によってはここをかなり省略して“文脈”という言葉で片づけてしまうことがあります。
全レベル問題集 英語長文1 基礎レベルでは全文にSVOCの振り分けがされているので独学の学生が初めに手にする問題集として使いやすいでしょう。
音声CD付
『全レベル問題集 英語長文1 基礎レベル』にはリスニング対策用としてディクテーションがあります。
ディクテーションとは聞き取った内容を書き写していくという形式のトレーニングです。
『全レベル問題集 英語長文1 基礎レベル』のディクテーションは文章の一部を空白にして、聞き取った内容を書き込んでいくと言った形式をとっています。
書き込んだ後は音読の教材として使うとよいでしょう。
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全レベル問題集 英語長文2 共通テストレベル
高校二年生の時にやっておきたい。
レベル的には入試基礎レベルです。
200単語から400単語程度の長文を使っていますので、文章の難易度は同じくらいですが問題的には共通テストのほうが難しいと感じるはずです。
口コミやレビューの評価や評判を読んでみると、国公立大学を目指す高校三年生には簡単かもしれないようですので、高校二年生の時に取り組んでおくのがよいでしょう。
ディクテーションは健在
『全レベル問題集 英語長文1 基礎レベル』と同様にディクテーションがあります。
文章の長さはかなり長くなって、音読用教材としてもより力の付くものになっています。
音読をすることによって英語が音として体に入ってきますので優しい文章を音読することも大切です。
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全レベル問題集 英語長文3 私大標準レベル
大学入試レベルはここから
私大標準レベルになると、より実戦的なレベルになってきます。
関東圏であれば日東駒専、関西圏であれば産近甲龍あたりの英文のレベルに近いかと思います。
問題文の長さはそれでも500単語程度までで短めですので、さらっとこなしてしまいましょう
一般的な高校三年生むけ
中上位の私大向けに作られた問題集で、レベル的には本番よりも易しく作られています。
英語が苦手でない高校三年生(偏差値50以上)が初めに取り組むものとして適していると言えるでしょう。
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全レベル問題集 英語長文4 私大上位レベル
対象はMARCH・関関同立
ついに上位大学向けのレベルになり、文章も最大700語と長くなってきています。
一般的な受験生はここまでの内容を学んだあとは、共通テストの過去問演習なり、各々の第一志望大学の過去問演習なりに取り組むとよいでしょう。
ここまでのコンテンツもあり
第一巻から第四巻まであった『英文を読むための基礎知識』『文法整理事項』はこの巻までのコンテンツになります。
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全レベル問題集 英語長文5 私大難関レベル
早慶入門レベル
私大最難関の早稲田・慶応を志望される方への入門レベルで、使われている英文は最長で1200語程度です。
受験生は『全レベル問題集 英語長文5 私大難関レベル』を解いた後により実戦的な過去問演習や難易度の高い問題集に取り組むとよいでしょう。
解説の仕方が変化
前巻までは問題文全文に対してSVOCがふられていましたが、『全レベル問題集 英語長文5 私大難関レベル』からは重要POINTに的を絞って文構造の解説が行われていきます。
また、パラグラフやテーマの解説と言ったものがこれ以降の巻には出てくることになります。
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全レベル問題集 英語長文6 国公立大レベル
様々なタイプの設問
対象が国公立大学となっているため、難易度がいまいち不明なタイトルになり、文章も300語~800語と第五巻よりも短くなっています。
問題のパターンは多いので、志望大学の過去問演習をする前の準備として使うとよいでしょう。
全巻を通して
このシリーズのすべてにおいて言えることですが、第一志望大学の過去問演習をするまでの準備講座として使うと学習効果が高いように思われます。
また、第一巻から第四巻までは文法的な解説もありますので自分のレベルにあったものから始めるとよいでしょう。