私は一年間の浪人生活を経て国立大学の医学部医学科に合格した医大生です。一年間の浪人生活と現在の家庭教師の経験から、今回は九州大学の英語について徹底的に解説させていただきます。
九州大学の英語の傾向と難易度
英語の試験時間は120分で解答形式は全問記述式です。問題構成や出題形式は一般的な国公立大学と傾向が似ているため九州大学特有の対策等はあまり気にしなくてもよいでしょう。しかし全体的に求められるレベルが高いため各分野の対策をバランスよく行うことが大切であるといえます。英語の二次試験の大問は五個あり大問構成は、最初の三問が長文、第四問が自由英作文、第五問が和文英訳となっています。以下では分野別の対策方法を解説していきます。
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英語長文読解の対策方法
九州大学の長文読解問題は大問一つ当たり500語から600語程度となっています。九州大学の問題は難しいと思われがちですが、これは九州大学のレベルを考えると決して多いわけではありません。しかし全問記述問題であることや長文問題が三つあることを考えると、すばやく正確に問題文を読み取る能力が求められているといえます。
また大問ごとの文章量はそこまで多くはないものの長文問題が3題あるため速読力も求められます。文章を早くかつ正確に読んでいくトレーニングをしっかりと積む必要がありますし、それをしっかりと記述できる記述力も大切です。
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自由英作文の対策方法
九州大学の自由英作文の問題は題材となっている英文を読んだ後で、それに対する自分の意見を100字程度で記述します。また、題材となる英文のほかに図表が添付されている場合もあるので注意が必要です。自由英作文の対策としては、過去問などを演習する中で、自分の型を身につけることが大切です。
具体的には①自分の立場を表現する ②理由その1 ③理由その2 ④結論 といった形です。
自由英作文を勉強するときに一番大切なのは、添削をしてもらうということです。自由英作文には正解がないため自分では採点できません。自分であっていると思っていた表現がここでは使えなかったり、もっと使いやすい言い回しがあったりと添削してもらう中で気づくことはたくさんあります。このように自由英作文は繰り返し演習することで力をつけていきましょう。
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和文英訳、自由英作文
和文英訳問題は例年複数題出題されています。しかし難易度自体は標準的なものであるため、典型的な表現や文法をしっかりと押さえておけば特に警戒するものではないと思われます。また、年度によっては第5問も自由英作文であることもあるので注意が必要です。よって、九州大学の和文英訳の対策は標準的な文法や表現の整理をしっかり行うことであるといえます。
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九州大学の英語におすすめの参考書は??
英単語の対策は、システム英単語や英単語Stock4500などがお勧めです。九州大学の英語の入試問題に出てくる英単語はそこまで難しいものではありません。ですので、このレベルの単語帳をマスターすれば九州大学の問題でも十分に戦えます。
英語長文の対策には、関正生先生が執筆している英語長文POLALISの応用レベルがおすすめです。こちらの参考書は問題文すべてに詳しい解説がついており、自分のつまずいた表現やイディオムをすぐに戻って確認することができます。問題量よりも質にこだわっており、題材となっている文章も頻出の表現が含まれているものを厳選してあるので何度も復習してほしい参考書となっています。私自身も受験生の時にこの参考書を使っていましたが、一冊仕上げるだけでも多くの表現やイディオムの知識を身につけることができたのでお勧めです。
和文英訳は「大学入試英作文ハイパートレーニング 実践編」をお勧めします。この参考書は基本的な表現や文法を整理しつつ和文英訳の練習をすることができます。また、難易度も難しすぎず九州大学の和文英訳対策にぴったりの一冊となっています。
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九州大学の英語の対策法まとめ
九州大学の英語の二次試験の問題は近年少しずつ傾向が変化しています。そのため必ず自分でも過去問を確認してみてください。
この記事を読んだ皆さんが、九州大学や皆さんの志望校に合格されることをお祈りしています!!