ぐんぐん読める英語長文Basic/Standard/Advanced各レベルの難易度と評価


私は受験生の時に偏差値40前半で浪人し、1年で偏差値を30上げて早稲田大学に合格したものです!

この記事では私が大学受験の時に使用した「ぐんぐん読める英語長文」について紹介します。

早速ですが、皆さんは英語は得意ですか?それとも苦手ですか?

苦手と答えたそこのあなた!英語が苦手だと感じるのはなぜですか?

答えは明白です。

それは「長文読解」が得意ではないからです。

多くの人が長文が読めず問題が解けないことが原因で英語を苦手になっています。

 

しかし、受験英語を突破するには長文は避けて通れません。

なぜなら、共通テスト・国立2次試験・私大どの試験でも長文が得点の大半を占めているからです。

ここまで聞いた皆さんの中にはこう感じる方もいらっしゃるでしょう。

「それなら英語長文の勉強方法を教えてよ!」と。

英語の苦手を克服するために長文の勉強するものの、いまいち勉強法がわからず、得点が伸び悩んでいる人もいるはず、、

そこで「ぐんぐん読める英語長文」の出番です。

 

本書を通じて、長文の読み方を身につけて得点アップを狙いましょう!

それでは本書の解説を始めていきます。

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「ぐんぐん読める英語長文」とは?簡単に紹介!

ネットの評判や口コミでは以下の概要が紹介されています。

・概要:「正しく考え、正しく読む」ことをモットーに英文を正しく読むことに必要な知識や考え方を養う。

・著者・出版社:山添玉基(教学社)

・レベル、偏差値:基礎レベル(基礎固め)〜難関国立大、難関私大

・CDや音声の有無:音声のダウンロードが可能。再生スピードを4段階で変更可能。※付属のQRコードからアクセスできる専用サイトでは読解速度を計測することも可能。

 

ネットのレビューでは「何から始めれば良いかわからに人におすすめ!」や「受験英語の基礎固めにやっておいて損はない」といった声が多く寄せられており、評価も高い印象です。

本書では、自分がどのくらい英語を理解できているか、どのくらいのスピードで英語を読むことができているか現状を把握できる仕組みがあります。

また、本書で使用されている英文はなんと「原典」を使用しているのです。

通常、大学試験では出題者が受験生のレベルに応じて一部書き換えることがあります。

しかし、本書では原典そのままの文章を各問題に利用しています。

受験英語に止まらず、英語本来の面白さを味わって欲しいという著者の思いが伝わってきます。

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「ぐんぐん読める英語長文」難易度によって3種類の教材があり!

本シリーズはレベル別に3つの本で構成されています。

 

⑴「ぐんぐん読める英語長文 BASIC」

まずはBASICについてです。

BASICのレベルは英語基礎〜共通テストレベルと言えるでしょう。

そのため英文読解の基礎を固めて、苦手を克服したい人におすすめです。

比較的優しめの長文が掲載されており、読解をするにあたって何が足りていないか把握することができます。

 

⑵「ぐんぐん読める英語長文 STANDARD」

次にSTANDARDについてです。

STANDARDのレベルは国立大学(地方有名国立大学)難関私大(MARCH、関関同立)と言えるでしょう。

国公立の2次試験に対応できる標準的な長文が掲載されています。

BASICから始められた皆さんにとっては少し難しいと感じられるかもしれません。

しかし、本書の最大の特徴である「丁寧な解説」を通じて、わからない部分や曖昧な部分を一つずつ解消していきましょう。

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⑶「ぐんぐん読める英語長文 ADVANCED」

最後にADVANCEDについてです。

ADVANCEDのレベルは最難関国公立大学(旧帝大)、最難関私大(早慶)といえるでしょう。

ADVANCEDは入試が直近に迫り、志望校も明確に見えてきた段階で取り組むことをおすすめします。

あくまで共通テストや基礎固めが優先です。

勉強計画や進捗状況と相談して利用するかどうか決めましょう。

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 「やっておきたい英語長文」「ハイパートレーニング」「ポラリス」との違い

ここでは、「ぐんぐん読める英語長文」と同じようなレベル別に分かれている問題集の特徴について説明します。

それぞれの特徴を把握した上で、状況にあった適切なものを選びましょう。

 

⑴やっておきたい英語長文シリーズ

●やっておきたい英語シリーズの概要

やっておきたい英語長文シリーズは河合塾が出版している問題集です。

このシリーズでは300、500、700、1000の4つのレベルに分かれており、各数字は長文の文字数となっています。

それぞれのレベルの目安は以下の通りです。

 

300:入試基礎〜共通テストレベル

500:MARCHレベル

700:難関国公立、早慶レベル

1000:最難関国公立、早慶レベル

700で難関大の対策まで十分カバーできます。

1000は、英語の試験が特に難しい大学や比較的長い文章が出題される大学を受ける方は、取り組んでも良いかもしれません。

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●ぐんぐん読める英語長文との違い

「やっておきたい英語長文」は英語の構造の解説がなかったり、音声CDがない点が「ぐんぐん読める英語長文」とは最も大きく異なる点です。

多くの英語長文に触れたい方や、長文を読むための基礎ができている方(例えば、構造分析など)は「やっておきたい英語長文」も適しているでしょう。

 

⑵英語長文ハイパートレーニング

●英語長文ハイパートレーニングの概要

「英語長文ハイパートレーニング」はレベル1からレベル3で構成される3冊シリーズです。

各レベルは以下の通りです。

 

レベル1:難関高校入試レベル

レベル2:共通テスト〜私立中堅大

レベル3:難関私大〜早慶レベル

「英語長文ハイパートレーニング」は長文演習の演習用教材です。

レベル1とレベル2の間では問題集の内容としてかなりレベル差があります。

そのためレベル1は基礎に不安ある方や受験期がまだ先の高校1年生や2年生の前半に終わらせておくと良いでしょう。

 

●ぐんぐん読める英語長文との違い

「英語長文ハイパートレーニング」の特徴として英文構造の解説がとても詳しいことが挙げられます。

そのため、英文和訳が得意ではない人や一文一文の解釈を丁寧に行いたい人にはおすすめです。

そのため、「英語長文ハイパートレーニング」は英文解釈に特化して勉強できる点で「ぐんぐん読める英語長文」と並行して利用しても良いかもしれません。

また「ぐんぐん読める英語長文」同様に、音声CDがついているため、文章構造の把握と同時に、速読力やリスニング力を鍛えましょう。

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⑶英語長文ポラリスシリーズ

英語長文ポラリスシリーズは最近の入試問題を分析し、厳選された問題が記載されています。

それぞれ12問が収録されています。

本シリーズは3つのレベルから構成されています。

 

英語長文ポラリス1(標準レベル):高校基礎から私大レベル

英語長文ポラリス2(応用レベル):中堅私大レベル(日東駒専、産近甲龍)

英語長文ポラリス3(発展レベル):国公立2次試験、難関私大レベル(MARCH、関関同立)

本シリーズでは解説がとてもシンプルでわかりやすいため、英語が得意ではない受験生は取り組むことをおすすめします。

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●ぐんぐん読める英語長文との違い

「ぐんぐん読める英語長文」との違いは、問題のレベルが全体的に高い点です。

使ってみたいと考えている受験生は、少し問題を解いてみて、自身のレベルに合っているか判断すると良いでしょう。

そのため基礎を固めを優先したい方にとっては「ぐんぐん読める英語長文」がおすすめです。

また「英語長文ポラリスシリーズ」にも白文が用意されているので、繰り返し、音読や、本文読解に利用すると良いでしょう。

その際に、音声CDを使ったシャドーイングやディクテーションもお忘れ無く。

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「ぐんぐん読める英語長文」の使い方、進め方

では「ぐんぐん読める英語長文」を使って勉強を始めてみましょう。

シリーズ共通で以下のステップで進めるのがおすすめです!

 

⑴単語・熟語の確認

長文を読むに当たって、単語や語句を覚えておくことはマストです。

まずは本文に登場する語句の確認を行いましょう。

あくまでご自身が利用されている単語帳に掲載されているレベルの語句が列挙されているので、「単語には自信があるぞ!」といった方は飛ばして大丈夫です。

 

⑵本文の精読と時間を計測

本文を読んでいきます。

同時に読解にかかった時間を計測します。

本文を読みながら理解できなかった所にマークをつけておきましょう。

また、本文の理解を助けるためにメモをするのもおすすめです。

パラグラフごとや文節ごとにメモを残しておくことで、後から問題を解く時に理解の手助けをしてくれます。

ただし、この段階での目的は本文を読むことです。

詳細にメモするのはやめましょう。

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⑶本文の理解度をチェック

内容理解を問う設問に回答します。

穴埋め形式なので、本文を見返さずにまずは覚えている範囲で解いてみましょう。

その時に本文読解で残したメモの閲覧は可能です。

初見でどれだけ理解できているか力試しをします。 

 

⑷理解できなかった箇所をチェック

本文読解で確認できなかった箇所を確認していきます。

解説を通じて理解が曖昧だった点を確認し、100%理解した状態を目指しましょう。

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⑸音声を利用して音読

本書ではネイティブの音声をダウンロードできます。

音声を聴きながら、声に出して英文を読んでみましょう。

単に音読するだけではなくディクテーションやシャドーイングをするのがおすすめです。

また本書の特徴として、音声の再生スピードを4段階で調整できます。

 

最初は一語一語が聞き取れるスピードで。

慣れてきたら早いスピードで内容理解に努めましょう。

何度も発音したりリスニングに取り組むことが英語上達の近道です。

 

⑸実践問題で演習

入試問題さながらの設問を問いていきます。

この段階になるまでに英文の内容は完全に理解できている状態になっているはずです。

そのため、英文の内容をどれだけ正確に解答に反映できるか意識しましょう。

和訳の精度はもちろん、設問で聞かれていることに対して正しく答えること。

実はこれが簡単なようで一番難しいことなのです。

設問をしっかりと読み、出題者が何を聞いているのか把握した上で、解答を作成しましょう。

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