微積分基礎の極意の難易度は東大レベル?いつからやる?時期と使い方


私は受験生の時に数学の偏差値を70まで上げ、現役で国公立薬学部、慶応義塾大学に合格したものです!

この記事では、大学への数学「微積分基礎の極意」について受験期における使い方などを徹底解説していきます。

 

微積分基礎の極意とは?

・概要:問題数、解説の多い、微積分のみに特化した問題集

・著者、出版社:(東京出版)

・レベル、偏差値:MARCH~早慶、東大京大(偏差値50~70)

・問題数:92題

・微積分対策教材として受験生から高い評価!

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

微積分基礎の極意の難易度はMARCH~早慶、東大京大レベル!

微積分基礎の極意では、偏差値問わず、基礎的な計算問題から受験で頻出な応用問題まで幅広い分野にわたって問題が収録されています。

基本的な計算問題を中心とする第1部から、大学入試で実際に出題されている有名問題を収録した第3部まであるので、志望校の偏差値に合わせた使い方をしていくことで、MARCH~東大京大までの幅広い大学に対して有効になっています。

大学受験において微積分の範囲は、共通テストや日東駒専レベルとMARCH以上のレベルではやや大きな難易度の差があります。

やや難しい問題も収録されていますが、本教材の細かい解説を熟読し、各解法パターンを定着させていきましょう!

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

微積分基礎の極意が必要、不要な人はこんな人!

微積分基礎の極意は、ある程度基礎固めが終わり、微積分の計算の精度を上げたい人、志望校の過去問で微積分の範囲が頻出であり、重点的に対策をしたい人にお勧めとなっています。

私自身は、夏から秋にかけて過去問を解き終えた後、苦手対策として本教材に取り掛かりました!

 

一方で、MARCH以下の大学を志望している人や、まだ数学の全範囲に触れ切っていない人は、本教材に入る前に、「チャート式(数研出版)」「1対1対応の演習(東京出版)」などを用いて、基本事項を定着させることを優先しましょう。

 

また、数学Ⅲが志望校の試験範囲に含まれていない人にはあまりお勧めしません。

こちらに関しては、「実践数学重要問題集(数研出版)」「1対1対応の演習(東京出版)」の微積分の分野を重点的に演習することで対策していくとよいでしょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

微積分基礎の極意はいつごろから取り組む?

私のおすすめは、受験期の夏~秋です。

基本的には受験期の夏から秋にかけて、志望校の過去問を2,3年分解き、微積分の範囲が頻出、また、難易度が高いと感じた場合に苦手対策として取り組むのがベストです。

本教材は、分野が微積分に絞られてしまっているため、受験で微積分があまり出ない大学に対しては効果を発揮できません。

志望校の赤本を確認し、微積分の出題傾向を把握しておきましょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

微積分基礎の極意の使い方、進め方

志望校のレベルに合わせて使い方、進め方を変えていきましょう。

 

●志望校がMARCH~理科大レベルの人は以下のステップで進めていきましょう!

 

➀第1部の計算問題をひたすら解いていく。

MARCHレベルでは、計算問題の確実性が非常に求められます。

難易度の高い問題にどんどんチャレンジするよりは、基本的な計算問題を重点的に演習し、本教材の9~10割程正解できるまで繰り返していきましょう。

 

②第2部で微積分の様々な解法についての知識を身につける。

計算能力をある程度向上させた後は、第2部を通して、様々なタイプの微積分問題に対する解法を身につけていきましょう。

一方で、時期が時期なのであまり時間をかけるべきではないです。

過去問で頻繁に出ている解法や、理解があまりできない箇所を読んでおく程度で良いでしょう。

ここまで演習した後は、過去問や別の苦手分野の対策に移ってしまいましょう。

 

MARCH~東京理科大学レベルでは、基本的な計算を正しく行うことが重視されます。第1、2部をある程度解けるようになれば、入試における合格点は上回ることができる力はついているはずなので、他の科目、分野の伸びしろに時間をかけていきましょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

●志望校が早慶~東大京大の人は以下のステップで進めていきましょう!

 

①第1部の問題を1週解いてみる。

早慶、東大京大志望者では受験期の夏~秋にはある程度、基本的な公式や典型的な計算問題は解けてしまう人が多いと思います。

まずは1周解き、間違えてしまった問題をもう一度解きなおす程度で良いでしょう。

 

②第2部の問題を1通り読み、第3部の演習を繰り返し行う。

計算問題を通して、ある程度微積分に慣れてきたら、次は本格的な有名問題、典型問題を定着させていかなければいけません。

第3部を基本的には演習していき、第2部は参考書のように用いていくとよいでしょう。

早慶~東大京大では、典型問題の組み合わせや派生したような問題が出題されるため、一つ一つの典型問題に対して深い理解を得なければなりません。

全ての問題が完璧になるまで演習を行うようにしましょう。

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

微積分基礎の極意が終わったら次は?

微積分基礎の極意の演習が一通り終わった後は、他の分野の苦手強化をしていきましょう。

本教材は微積分の演習に特化した教材であるため、他の分野に対する対策はどうしてもできません。

微積分基礎の極意と同じ大学への数学系列である「マスター・オブ・整数」や、「マスター・オブ・場合の数」などは、微積分基礎の極意同様、解説や問題数が豊富でおすすめです。

 

一方で、この教材前に他の分野の演習を済ませている場合は、MARCHレベルの過去問から演習し、徐々に大学の難易度を上げていきましょう。

東大京大や、早慶を志望している人たちは、「合否を分けたこの1題(東京出版)」「理系数学の良問プラチカ(河合出版)」、「文系数学の良問プラチカ(河合出版)」などで演習量を増やしていくのも良いでしょう。

受験期終盤は比較的薄い問題集を集中的に行うことをおすすめします。

実際に本屋で見てみたり、Webサイトの口コミやレビュー、評価などを確認してみたりするのも良いでしょう!

タイトルとURLをコピーしました