私は受験生の時に英語を最も得意教科とし、早稲田大学国際教養学部に合格したものです!
この記事では「和英標準問題精講」について、徹底的に分析、解説していきます。
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和英標準問題精講の極意とは?
はじめに、和英標準問題精講についての基本情報は以下のとおりです。
・概要:基本的な文法レベルの1行和文英訳から数行の和文英訳までを網羅した、英作文演習に最適な参考書。
・著者、出版社:岸仙作、(旺文社; 新装改訂版)
・レベル、偏差値:早慶、東大、京大
・問題数:200題
・CDや音声の有無:なし
難易度の低い短い文章からテーマ別の比較的長めの文章まで、約200題ほどの和英作文問題が載っています。和英作文の力が鍛えられるのはもちろん、テーマ別の文章に触れることで受験の問題で対応できる分野を増やすこともできます。異なるレベルの利用者から高い評価、評判を獲得している1冊です。
私自身、参考書や問題の中で特定の分野に特化した文章に出会っておき、使われやすい単語や言い回しに触れることでかなり点数も伸びました!
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和英標準問題精講のレベル、難易度
和英標準問題精講は、基本的な文法レベルの1行和文英訳から数行の和文英訳までを網羅しています。
レベルとしては早慶までの大学はもちろん、それ以上の大学(東大・京大など)や国際系の学部に対しても使い方次第でアプローチできます。
前半の短文は10単語ほど、後半になると40単語程度の構成となっているため、多くの人が勉強に使用することができます。加えて関連例文も記載されているので、かなり多くの知識に触れることができます!
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和英標準問題精講が必要な人、いらない人
では、どのような人がこの参考書を使うべきで、どんな人には必要ないのでしょうか。
必要な人の特徴として、
・和英作文が問題に出る大学を受験する人
・テーマ別に文章を頭に入れておきたい人
・基本文法や単純な読解からレベルアップしたい人
反対に必要ない人の特徴として、
・基本文法や単語を固めたい人
・和英作文をできるようになる必要がない人
が挙げられると思います。
文章に触れることはできますが、作文を全くする必要がない人やさらに基礎的な部分を固めるべき人は、この参考書を使う必要はないでしょう。レビューや口コミにも、基礎が出来上がった方により役立ったと言う意見がみられます。
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和英標準問題精講は、いつから取り組む?
では、いつ頃からこの参考書に取り組むと良いでしょうか。
和英作文自体が高難易度なので、標準的な英作文が書けるようになった時点で使い始めると効果的でしょう。
基本文法、文章の構造を自分の頭から出して書けるようになるまでは、この参考書は厳しいかもしれません。
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和英標準問題精講の使い方、勉強法
どのように和英標準問題精講を使うと効果的でしょうか?
英作文の基礎固めが終わったレベルの人、ハイレベルな勉強をしたい人の2つに分けて解説します。
英作文の基礎固めが終わったレベルの人
まずは最初のページ、最初の章から順番に手をつけると良いでしょう。前半は短めの文章が多く用意されており、比較的取り組みやすいです。
わからなかった、知らなかった言い回しや単語、文法は徹底的に復習しましょう!
私は出会った文章についてわからないことがないように読み返し、音読を行いました。また単語や言い回しは、自分のノートなどにまとめていつでも見返せるようにし、定期的に復習するのがおすすめです!
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ハイレベルな勉強をしたい人
英文読解や和英作文にも慣れている人は、テーマ別の文章にフォーカスしてみると良いでしょう。英文問題はさまざまな分野に関する文章が出題されます。
本番で初めて、全く知識のない、出会ったこともない分野の文章が出題されたら焦ります。本参考書の後半はテーマ別の比較的長い文章が記載されています。また問題の他に、関連例文がついているのでそちらもチェックしましょう!
知らない単語や言い回しは徹底的に書き出し何度も見返す、苦手なテーマやあまり触れたことのないテーマは積極的に取り組み、いろいろな難しい文章に触れておくと良いです。
私は余裕ができたら、テーマ別に使われやすい単語や文章を覚えるようにしていました。
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和英標準問題精講が終わったら次は
本参考書が終わったら、どんな参考書が最適でしょうか。
私がおすすめする参考書は、「最難関題への英作文ハイパートレーニング」です。
題名の通り難易度が上がりますが、表現の種類が多く記載されており非常に勉強に効果的です。解答が1つだけだとかなり使われる単語や訳が限られますが、添削例と解答が異なる場合もあり、柔軟に対応できる1冊と言って良いでしょう。
こちらも問題だけにとどまらず、全体の文章でわからない単語や言い回しを勉強するとかなりの量の知識を得ることができます。