英語の構文150は、ややマイナーな参考書ではありますが、中身を見たところとても質が高い参考書です。
学校で配られることも多く、教育機関や先生からも評価されていることが分かります。
重要な構文を学べるようになっていますので、英文を読むうえでとても大きな力になってくれます。
そして全ての英文にSVOCなど構文の解説がありますから、精読のトレーニングをすることもできます。
CDもついていますから、音読で鍛えることも可能です。
そんな英語の構文150の「レベル」と「使い方」の2点を、講師歴10年以上の私が解説していきます!
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英語の構文150のレベル・難易度
英語の構文150のレベルとしては、中級者向けです。
そこまで難易度が高い参考書ではありませんが、英文を訳して解説を読むという流れで進んでいきますので、英文が読めることが大前提になります。
重要な構文を150個マスターしつつ、精読のトレーニングができますから、受験英語における読解の土台をがっちりと固めることができます。
日東駒専や共通テスト、MARCHレベルの英文であれば、英語の構文150に取り組むことで、読みやすくなる感覚を得られるでしょう。
早慶や東大・京大レベルとなると、さらに上の読解トレーニングが必要ですが、土台を固めるためにはとても効果的です。
さらに上のレベルですと、「よくばり英作文」「新・基本英文700選」などがあり、これらを徹底的にやりこめば、早稲田・慶應や東大レベルでも対応できるようになるでしょう。
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英語の構文150の使い方
取り組み方としてまず初めに、ノートに例文の訳を自力で書き出してください。
頭の中で訳を思い浮かべるだけでは、ミスした部分を正確に把握することができないので、訳を書き出すことが大切です。
そして訳を書き出しつつ、英文にSVOCを含め修飾部も、すべて構文を振ってください。
この作業を取り入れることで、精読のトレーニングの効果をさらに大きく上げることができます。
構文まで振り終えたらじっくりと解説を読んで、自分の訳した部分のミス、そして構文のミスを確認しましょう。
そのうえで何度も「黙読」を繰り返して、正しい構文を理解したうえで、スラスラと英文を読めるようになるまで復習してください。
CDがついているので、最後に音読に取り組むとなおよいですね。
音読をすることで例文が自然と頭に入ってきますから、スピーキングやライティング、リスニングのトレーニングにもなります。
音読はかなり難易度が高いトレーニングになるので、黙読で完ぺきに理解してから取り組むようにしてください。
英語を読むだけでも大変なのに、それを音声として発しながらとなると、かなり難しい作業になりますからね。
そして発音が自己流の誤ったもので定着しないよう、CDの音声を聴いて、発音をまねて音読するようにしましょう。