英語の講師としてカリスマ的な人気を誇る、関正生先生の英文解釈の参考書「世界一わかりやすい英文読解」。
大学入試の英語長文は文章量も多く、テーマや文構造が難解な英文を読まなければいけません。
この参考書では、例文に対して文構造も含め解説がとても詳しく記載されていて、「英文の読み方を1文から学べる」という強みがあります。
英語長文がどうしても読めない人は、まず世界一わかりやすい英文読解で1文の読み方をしっかりとマスターしてから、長文に再挑戦しましょう。
1文が読めない状態で長文を読んでも、理解できるわけがないですからね。
ここでは「世界一わかりやすい英文読解のレベル」と「英文解釈の力を伸ばす使い方」を解説していきます!
⇒早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら
世界一わかりやすい英文読解のレベル・難易度
世界一わかりやすい英文読解は英文解釈の参考書としては、かなり易しい部類に入ります。
大学入試に向けて英文解釈を勉強するにあたり、最初の参考書としてとてもおすすめです。
ポレポレや透視図などは早慶や東大・京大レベルになりますから、はるかに高いレベルになります。
世界一わかりやすい英文読解のレベルは入試の基礎的な例文を訳して、その解説を読む中で解釈の力を伸ばしていくという流れです。
なので例題が全く訳せない状態だと、正しく演習ができませんし、解説も理解できないでしょう。
基礎的な英文法は理解したうえで、参考書に取り組むようにしてください。
世界一わかりやすい英文読解のレベルを1冊しっかりと固めれば、英文を正確に読むための土台が固まります。
これは本当に大きいことで、ここから少しずつレベルを上げていくことで、最終的に早稲田大学や慶應義塾大学、東大・京大なども見えてくるでしょう。
⇒早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら
世界一わかりやすい英文読解の使い方!
まずは例文の訳を紙に書き出していきましょう。
頭の中で訳を思い浮かべるだけだと、ミスをしている部分が明確にならない可能性があります。
そして例文にSVOCと修飾部も含め、全ての構文を書き込んでください。
世界一わかりやすい英文読解は構文の解説がとても詳しく、文構造を正しく見極められるようにすることが、最も大切なトレーニングです。
構文を振る作業は最初はしんどいと思いますが、時間がかかるという事はまだ、文構造の理解度が低いという事です。
瞬時に構文が見極められるようになるまで、トレーニングを続けていかなければいけません。
訳と構文を書き終えたら、解説をじっくり読みましょう。
「なぜ初見で読めなかったのか」を徹底的に分析して、次から初見の類題を読めるように意識してください。
解説を理解したら、例文を徹底的に読み込みましょう。
構造を理解したうえで、スラスラ読めるようになるまで、何度も読み込んでいきます。
スラスラ読めるようになったら、最後に音読です。
音声がダウンロードできるようになっているので、こちらを活用していきます。
自己流の発音で音読してしまうと、誤った発音が定着してしまう可能性があります。
音声をまねるような形で、何度も音読を繰り返していきましょう。
この作業に取り組むことで、よりスムーズに英文が読めるようになりますし、英文の型が自分に取り込まれていきます。
最後までやり切ったときには、英文解釈の基礎はガッチリと固まっているでしょう。