大学入試に向けて勉強をするとなると、英単語や英文法の勉強が必要なことはわかりますよね。
ただ英熟語(イディオム)って、ちょっと重要度が下がりますから、「捨てちゃっても大丈夫かな?」なんて考えることもあると思います。
学校で英単語は絶対に覚えさせられますけど、英熟語はあまりテストに出てこないというケースもありますからね。
私は10年以上も、ずっと大学入試の英語を研究し続けているので、「大学入試において英熟語が必要かどうか」について、自信をもって回答することができます。
「大学入試における英熟語の必要性」と「いつから取り組むべきなのか」について、詳しく解説していきます。
⇒私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら
大学入試における英熟語の必要性とは
大学入試では英文法の問題と絡める形式や、空所補充型の問題、語彙の意味を問う問題など、英熟語が得点に直接結びつくケースが本当に多いです。
難関大学ではもちろんですが、一般的な私立大学であっても、国公立大学の二次試験であっても、英熟語が全く出題されないケースはかなり少ないです。
覚えていれば回答できる問題なのに、落としてしまうのはすごくもったいないですよね。
また当然ですが、英熟語は英語長文の中でも登場してきます。
ある程度は推測をすることも可能ですが、難易度が上がるにつれて推測も限界が出てきて、知識を多く持っている人の方が、有利に読解することができます。
難しい長文になればなるほど、知らない語彙がどんどん登場してきますから、知識が少ないと推測できませんからね。
⇒私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら
英熟語の勉強はマスト?
英熟語を特別に勉強することなく、難関大学に合格した人は確かに存在します。
ですから「英熟語を勉強しなければ、志望校に合格できない」と言い切ることはできません。
しかし大学入試において、英熟語が重要であることはまず間違いないです。
英単語や英文法を勉強しないという選択肢はありませんが、英熟語も同じだと私は考えています。
私は早稲田大学に合格するために、英熟語帳は3冊取り組みました。
中学英熟語、受験の英熟語、そして早稲田向けの応用的な英熟語です。
それくらい勉強してやっと早稲田大学に手が届いたわけで、難関大学を目指すのであればまず避けて通ることはできません。
そして中堅私立大学などを目指す人であっても、得点は1点でも多く取りたいですから、英熟語はしっかりと勉強することをオススメします。
⇒私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら
英熟語はいつから勉強する?
英熟語に関しては、大学入試に向けて勉強を進めるその日から、覚えていくのが良いと思います。
暗記物は長く期間を設けて勉強していった方が、自然と長期記憶に定着していくからです。
1か月など短期間で一気に覚えるよりも、1年かけて覚えた方が、忘れにくいのは当然ですよね。
あえて英熟語を後回しにするメリットがないですから、英単語や英文法と並行で、英熟語も早い時期から覚えていくと良いでしょう。
英熟語を後回しにしている受験生をよく見てきましたが、受験が近づくにつれて、スケジュールも圧迫感が出てきますから、結局は入試までに熟語の暗記が間に合わなかった人がとても多かったです。
余裕をもって勉強に取り組めるよう、早い時期から英熟語の暗記に取り掛かってください。