システム英単語のステージ4は、表紙に「大学受験レベルを超える超難単語」と読み取れるような表記があります。
ですから私が受験生の時も、「受験レベルを超えるなら、勉強しなくていいんじゃない?」と思ったことがありました。
多くの受験生から、「シスタン4章っていらないですか?」というご相談もいただきます。
講師歴10年以上で、これまで大学受験を徹底的に研究してきた私が、このシスタン4章について詳しく解説していきます!
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シス単4章のレベル、難易度
システム英単語の4章のレベルは、表紙に「受験レベルを超える」というような表記がありますが、まったくもってそんなことはありません。
MARCHレベルになればシス単4章の単語はよく見られますし、共通テストであっても登場することは珍しくありません。
「大学受験の中では難しい英単語」であることは間違いないですが、いらないと切り捨てるほど難しい単語ではありません。
MARCHや関関同立を目指すのであれば取り組んだ方が良いですし、東大・京大や早慶などを目指すのであれば、間違いなく勉強するべきでしょう。
共通テストや日東駒専のみの受験であれば、マストではないですが、取り組むに越したことはありません。
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シス単4章はいつまでにやる?
システム英単語4章は、なじみのない英単語が多いので、早い時期から取り組みたいところです。
受験期の直前ではなく、10月ごろには一通り触れていて、そこから入試に向けて徐々に定着させていくというのがベストでしょう。
逆に言えばそのころまでには、シス単の3章までは完ぺきに固まっていないと、4章の暗記は間に合わなくなってしまう可能性があります。
余裕を持ったスケジュールを立てて、早めに4章に取り組めるように意識してください。
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シス単の4章を覚えれば完璧?
MARCHレベルまでであれば、シス単の4章まで覚えれば、英単語が原因で落ちることはほぼ無いでしょう。
一方で早稲田や慶應、東大・京大といった難関大学を目指すのであれば、シス単4章でもまだ足りない可能性が出てきます。
シス単4章に掲載されていない英単語が、長文の中で出てくるケースは珍しく無くなりますし、設問として問われることもあります。
シス単4章までガッチリと固まったら、「速読英単語上級編」へ進むことをオススメします。
速読英単語上級編の半分ほどはシス単と被っていますが、残りの半分は新出の単語になり、難しい英単語をさらに追加することができます。
早慶や東大・京大・旧帝大などを目指す人は、シス単の次の英単語帳まで取り組むことを視野に入れて、スケジュールを立てておかなければいけません。
夏の終わりにはシス単が完璧に固まっていて、秋からは速読英単語上級編に進めるのがベストでしょう。