大学受験、何校受けるか問題。私立か国公立志望かで全く変わる!


大学受験が近づいてくるにつれて、志望校だけでなく滑り止めの大学の受験も考えなければいけなくなりますよね。

私立大学を志望している人は、いくらでも受験ができてしまいますから、「何校受けたら良いんだろう?」と迷ってしまうと思います。

1校の受験が約3万5千円ですから、そう何個も受けることはできないですし。

国公立大学を志望している人は共通テストと二次試験を受験することになりますから、併願校の選び方が変わってきます。

この辺りをしっかりと理解して、私立大学志望の方と国公立大学志望の方、どちらも迷いなく選べるように一緒に勉強していきましょう!

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国公立大学と私立大学で受験の制度が異なる

まず国公立大学と私立大学で、受験の制度が大きく異なることは、理解しておかなければいけません。

国公立大学は共通テストと二次試験を受験し、共通テストはチャンスが1回しかありません。

二次試験は前期・中期・後期などに分かれていて、それぞれの大学によって変わってきますが、日程が後ろになるにつれて難易度が上がっていきます。

受験できる回数が私立大学と比べてとても少ないのが、国公立大学の特徴です。

 

一方で私立大学は各大学・学部ごとに試験が行われるケースが多く、様々な方式が用意されていて、受験できる回数がとても多いです。

同じ大学でなければ、かなり多くの出願をする人もいます。

例えばMARCH志望で、MARCHすべてを受験するケースも、決して珍しくありません。

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国公立大学志望のケース

国公立大学を志望している人は、まず共通テストを受けて、その得点をもとに受験する大学を決めていきます。

例えば東京大学を志望していて、共通テストで大きく失敗してしまった場合、他の大学に出願するなど。

共通テストの得点である程度、見込みがある大学の二次試験を、前期で受験していくケースが多いです。

そして中期や後期では難易度がグッと上がりますので、それでも合格の可能性がある大学を受ける人が良く見られます。

 

一方で私立大学を滑り止めの大学として設定して、国公立大学の受験は攻めるというのも1つの手です。

例えば共通テスト利用を活用すれば、共通テストの得点で合格できる可能性が高い大学に出願できるので、これで滑り止めを確保できます。

少しでもレベルが高い私立大学を確保したいという人は、一般入試で私立大学を受験する人もいます。

ですから国公立大学を受験する人は、「共通テスト1回」「2次試験1~3回」「必要に応じて私立大学の一般入試」という形が一般的です。

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私立専願のケース

私立大学を志望している人は、「チャレンジ校」「実力相応校」「滑り止め」の3つに分けて受験するケースが多いです。

大まかな目安は、下記の通り。

・チャレンジ校→過去問を3回解いて、1回も合格点が取れない

・実力相応校→過去問を3回解いて、1回~2回は合格点が取れる

・滑り止め→過去問は安定的に合格点が取れる

 

チャレンジ校を2回、実力相応校を4回、滑り止めを2回ほど、合計8回ほど受験をするのがおすすめです。

浪人をどれくらい許容できるか、受験の費用をいくらほどかけられるかによっても、変わってきます。

ある程度は浪人を覚悟しているのであれば、チャレンジ校の受験回数を増やして、合格率を1%でも上げていくのも1つの手です。

 

8回の受験というと、多いと感じる人もいるかもしれません。

しかし私大専願の場合は結構多く受験するのが一般的で、受験回数が多いほど有利に戦えるからです。

例えば私の知り合いでは、チャレンジ校を6回受験して、1つだけなんとか合格して、MARCHに進学した人がいます。

仮にこれが3回の受験だったら、間違いなく落ちていたでしょう。

学歴は一生、自分についてきますから、費用はかさんでしまっても受験回数を増やすのもありだと思います。

もちろんこの辺りは保護者様との相談も必要になりますが、大学に進学してからアルバイトをすれば、受験の費用を返すこともできるはずです。

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模試の判定よりも赤本の結果が重要

志望校や併願校を決めるときに、模試の判定を参考にする人も多いと思います。

もちろんデータとしてはとても参考になりますが、これだけで判断してはいけません。

というのも模試の傾向や難易度と過去問のそれは、まったく異なるからです。

例えば共通テスト模試では8割が取れてB判定となっても、過去問を解くと難易度についていけず、合格点を大幅に下回るというケースも珍しくありません。

模試はあくまでその模試の難易度の問題をどれくらい解けるかであり、より信頼できるデータは、過去問の得点率になります。

併願校を決める際には、併願校の赤本も用意して、実際に時間内で問題を解いてみましょう。

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