超有名なセミナー化学の生物バージョン、セミナー生物。
学校で配られることも多い参考書で、ご存じの方も多いでしょう。
解説が詳しく、良問ぞろいの参考書として、とても評価が高いです。
レイアウトがきれいで、勉強が苦手な方でも取り組みやすいのも、1つの特徴です。
ここでは「セミナー生物のレベル」を、生物基礎問題精講と比較しながらお伝えしていきます!
セミナー生物のレベル、難易度
セミナー生物は初級者向けの問題集なので、大学受験に向けて本格的に生物を勉強する際の、1冊目の参考書としておすすめ。
高校1年生や2年生であっても取り組める内容なので、基礎固めにとても効果的。
高校3年生や既卒生の方であっても、基礎から勉強しなおしたいというときにピッタリです。
ただあくまで「問題集」ですので、知識の理解やインプットができていないと、問題を解くことができません。
まずは「宇宙一わかりやすい高校生物」などで、基礎的な生物の内容を理解するところから入りましょう。
セミナー生物にも要点のまとめはありますので、こちらで学校や予備校で習ったことを復習して、問題なく理解できていれば、そのまま問題に進んでしまっても問題ないです。
セミナー生物の到達レベル
セミナー生物は基礎固めに最適ですが、1冊しっかりと取り組めば、偏差値50中盤も見えてきます。
そして共通テストや日東駒専の問題であっても、解ける問題がかなり増えてくるでしょう。
1冊目の参考書として軽視する人も多いですが、しっかりと基礎を固めて、基礎問題を確実に得点していくことは、合格のために本当に大切なステップです。
背伸びをして難しい問題に取り組みたくなる気持ちは、本当によく分かりますが、基礎固めが何よりも大切だという事、今日頭に入れてください。
一気に飛び級しようと考えずに、「基礎からハイスピードで一気に駆け上がる」というイメージで、勉強に取り組んでいくと良いですね。
生物基礎問題精講との比較
セミナー生物と比較すると、生物基礎問題精講の方が難易度は高いです。
生物基礎問題精講はMARCHや中堅国公立大学レベルの問題が多く、セミナー生物の次に取り組む問題集としておすすめ。
問題を解いてみて難しいと感じた場合は、セミナー生物の復習に取り組んでみてください。
生物基礎問題精講までしっかりと固められれば、大学入試の生物には自信を持てるようになってくるでしょう。
難しい大学の過去問とも戦えるようになってきて、勉強が楽しくなるはずです。
このレベルを目指してまずは、セミナー生物を完ぺきにするところからスタートしましょう。