速読英単語上級編はいらない?レベルを早稲田卒講師が解説


大学入試向けの英単語帳として有名なのが、「システム英単語」や「英単語ターゲット」、「速読英単語」など。

速読英単語は入門編や必修編がとても人気ですが、上級編も出版されています。

その名の通り上級者向けの問題集なのですが、実際にどれくらいのレベルなのか、イメージがつかない人も多いと思います。

私が受験生の時は速読英単語上級編を使って、早稲田大学に合格しましたので、そのあたりの経験も含めて「速読英単語上級編のレベル」と、「上級編が必要な人、そうでない人」について解説します!

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速読英単語上級編のレベル、カバー範囲

速読英単語上級編はその名の通り上級者向けで、早稲田や慶應、東大・京大といった難関大学を目指す人向け

収録されている英単語はかなり難易度が高く、システム英単語や英単語ターゲット1900など有名な英単語帳と比較しても、難しい単語が多いです。

イメージとしては、速読英単語上級編の半分はシス単やターゲット1900と被っていて、残りの半分が進出の難しい英単語という感じ。

 

速読英単語は英語長文の中で英単語の使い方を学べるようになっていますが、その長文の難易度も高いです。

早慶や東大・京大といった難関大学に匹敵するレベルで、長文の読解力がかなり鍛えられていないと、読んで理解することは難しいでしょう。

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速読英単語上級編に取り組むべき人

速読英単語上級編に取り組むべき人は、システム英単語や英単語ターゲット1900など、標準レベルの単語が完璧に固まって、MARCHや中堅国公立大学の過去問では合格点を取れる、共通テストは9割くらい取れるといった状態。

この状態で志望校の過去問を解いて、「単語力が少し足りないなぁ」と感じたら、速読英単語上級編に取り組むのがベスト。

速読英単語上級編はあくまで最後の1手で、必ずしも取り組まなければいけないものではありません。

プラス1点、2点を稼ぎにいくための英単語帳なので、入試までの期間に余裕があり、プラスアルファの勉強に手を付けられる人のみ取り組みましょう。

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速読英単語上級編が必要ない人

志望校がMARCHや中堅国公立大学、共通テストのみで英語を使うといった人には、速読英単語上級編はオーバーワークです。

私自身、システム英単語を終えた時点で、MARCHでは8割以上は十分超えていましたし、そこまで難しい単語も出てきません。

難しい英単語が出てきたとしても、その頻度が少ないので、長文の文脈から推測ができます。

そして何より、基礎単語や文法・長文演習など、他にやらなければいけないことがたくさんあるはずです。

速読英単語上級編はあくまでプラスアルファの勉強であり、メインでやらなければいけない勉強よりも重要度は下がりますので、その点は忘れずにスケジュールを立てていきましょう。

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