竹岡先生が手掛ける英文法の問題集、「アルティメット600題」。
NextStageやスクランブル、Vintageなどと比較すると新しく、知名度もやや低いですが良書です。
有名な問題集は「仮定法」「比較」などと分野ごとに分かれていますが、アルティメット600題はランダム形式で様々な分野の問題が出題されます。
入試本番と同じ形式で文法問題が解けるので、得点につながりやすいです。
また一般的な問題集ですと、解説がサラッとしか書いていなくて、読んでも理解できない事もあると思います。
アルティメット600題は問題数が少ない分、解説がとても詳しくなっています。
ここでは「竹岡Ultimate600題のレベル」について、徹底的に解説していきます!
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竹岡アルティメット600題のレベル、難易度
竹岡アルティメット600題は、日東駒専やMARCHレベルの問題が多く中級者向け。
早稲田や慶應、東大京大などの問題をカバーしきることはできませんが、標準レベルの問題をガッチリと固めることができます。
偏差値が50前半くらいはないと、回答できない問題が多すぎて、正しい演習ができない可能性があるので、基礎固めを終えてから取り組みましょう。
NextStageなど標準レベルの問題集を1問もミスが無くなるまで、徹底的にやりこんでから、アルティメット600題へ進むのがベスト。
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竹岡アルティメット600題の到達レベル
一般的な問題集を固めたうえで、竹岡アルティメット600題をやり切れば、MARCHや日東駒専レベルであれば8割以上の得点を狙えるようになります。
もちろん典型問題以外の、英作文や並び替え問題、正誤問題など形式に合わせて対策はしなければいけませんが、そこまでの土台はしっかりと固められます。
ランダム形式の問題を600題も解いているので、入試で少し緊張しても、少しひねられても、しっかりと回答することができるでしょう。
早慶などの典型問題で得点を稼ぎたい場合は、少し不足する部分もあるので、もう1ランク上の問題集に取り組むと良いでしょう。
ランダム形式ですと「英文法ファイナル問題集」は難易度が高く、かなり手ごわいですが、実践的な演習ができるのでオススメです。
過去問を解いて不足を感じた部分を分析して、何を勉強しなければいけないかを考え、必要な参考書を追加していきましょう。
アルティメット600題を完ぺきにすれば、土台がしっかりと固まっていますから、英作文や和訳など様々な問題に対応できるようになっていきます。