数学で有名なチャート式シリーズの英語バージョンが、デュアルスコープ総合英語。
かなり分厚い参考書で、表紙も厚さも数学のチャート式に似ています。
学校で配られることも多い良書ですが、分厚くて情報量が多すぎて、どう使っていけば良いか迷っている人も多いと思います。
ここでは「デュアルスコープ総合英語のレベル」と「正しい使い方」を詳しく解説していきます!
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デュアルスコープ総合英語のレベル、難易度
「ラーナーズ高校英語(白)」「デュアルスコープ総合英語(黄色)」「基礎からの新々総合英語 (青)」の3つのシリーズがあり、それぞれ難易度が異なります。
チャート式の数学と同様に、白→黄色→青の順に、難易度が上がっていきます。
デュアルスコープは中級者向けで、標準的な難易度ですね。
大学入試に向けて本格的な勉強に取り組むのであれば、デュアルスコープか基礎からの新々総合英語が良いと思います。
解説がとても詳しい参考書なので、少し難しくても理解ができないという事は少なく、掘り下げて勉強できるのでおすすめです。
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デュアルスコープ総合英語の使い方
デュアルスコープ総合英語は「文法の辞書」として使うのが、最も効果的です。
英文法の参考書として、1ページ目からガンガン暗記しようとすると、ボリュームが多すぎて潰れてしまいます。
かなり情報量が多い参考書ですから、暗記しようとしていたらキリがないんです。
辞書のような使い方というと、学校や予備校の授業を受けている時に、「あれ、ここ分からないかも。あてられたらどうしよう」と不安になることがあるかもしれません。
そういった時にデュアルスコープを開く。
自分で勉強している時に、文法の問題集の解説を読んでもあまり理解できない時に調べる。
こういった使い方をすることで、文法の知識がより深く広くなっていきます。
また苦手な部分のみを、補強するという使い方もおすすめ。
デュアルスコープ総合英語はボリュームがかなり多いので、全て暗記することはできませんが、苦手な部分だけを徹底的に固めるにはとても効果的です。
仮定法や比較など、自分が苦手な分野に絞って、デュアルスコープを徹底的に読み込んでください。
重要な部分はノートにまとめるなどして、忘れないようにしておくとさらに効果的です。
問題もついていますので、仕上げに問題も解いて、総復習をしていきましょう。
それから英文法の問題集で、本格的に苦手な分野を解いていけば、苦手を克服できるはずです。