VintageやNextStage、スクランブルなど有名な英文法の問題集には、イディオムの章が用意されていることが多いです。
大学入試に向けて英熟語の勉強をしなければいけないのは、多くの人が知っていると思いますが、英熟語帳はお持ちでない方を意外とよく見かけます。
そんな方から「Vintageやネクステなどのイディオムの章で、英熟語帳は無しでも攻略できますか?」というご質問をよくいただきます。
ここでは「ネクステやヴィンテージで、英熟語は十分なのか」について解説していきます!
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ネクステなどで熟語は本当に足りる?
結論からお伝えすると、「基本的には英熟語帳を勉強した方が良い」という回答になります。
というのもネクステなどの問題集はあくまでアウトプット用で、覚えるためのものではないからです。
問題集を解く形式になっていますから、覚えた英熟語をアウトプットしていきます。
演習用なので覚えていることが前提になりますし、必要な英熟語が網羅されているわけでもないです。
難関大学になればなるほど、幅広く英熟語が問われるようになりますから、カバーできないケースも増えてきます。
英熟語を本格的に勉強するのであれば、英熟語帳に取り組んで、必要な英熟語をしっかりと覚えていくことをオススメします。
英熟語帳は必要な熟語を網羅しているので、必要なレベルまで取り組めば、合格に必要な熟語をカバーすることができます。
「英熟語帳を買うのがもったいない」という人もいるかもしれませんが、中古で購入すれば1冊数百円ですし、これで合否が決まってしまう可能性もあります。
また「時間が無いからネクステで済ませよう」とい人も、少なくないと思います。
それであれば「合格英熟語300」など、収録されている熟語数が少ない熟語帳を1冊だけでも、徹底的に固めるようにしましょう。
まずは基礎的な熟語を暗記して、そこから徐々に、残された期間に合わせて覚える数を追加してください。
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ネクステのイディオムの章の活用法
ネクステやヴィンテージなどのイディオムの章は、英熟語帳で暗記した後の、演習用の問題集として取り組むのがおすすめ。
大学入試では熟語が直接問われるケースが多く、得点につながります。
ネクステージなどでアウトプットすると、入試で問われる形で熟語を回答できるようになりますから、とても効果的な学習になります。
過去問演習などで自然と、熟語のアウトプットはすることになるので、必ずしも必要という事ではありません。
過去問を解いて熟語の問題演習が必要だと感じたら、取り組むようにすると良いでしょう。
基本的にネクステなどの問題集は、「文法と語法はマスト」で、それ以外の部分は必要に応じて取り組むという感じでOK。
例えば会話表現や発音・アクセントなどは、入試で出題されないのであれば、特別に取り組む必要はないですよね。