東進ブックスから出版されている、「共通テスト対応英単語1800」。
以前は「英単語センター1800」が人気でしたが、共通テストに移行したことにより、新しいバージョンが出版されました。
ここでは「共通テスト対応英単語1800のレビュー」を、講師歴10年以上の私が、実際に中身を見ながらお伝えしていきます!
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共通テスト対応英単語1800の強みとは
共通テスト対応英単語1800は基礎レベルから、共通テストで8割以上取れる単語をカバーすることができます。
1冊で幅広い英単語がカバーされているというのは、本当に大きな強みです。
そして過去の共通テストやセンター試験を分析して、出題傾向の高い単語を覚えられるので、共通テストを受ける人には最適な英単語帳と言えるでしょう。
東進ブックスの公式サイトから音声を無料ダウンロードできるので、リスニングやスピーキングの対策にも効果的。
1つの英単語に対して、複数の重要な訳が記載されているのも、とても重要なポイント。
大学入試では多義語が問われるケースも多いですし、1語1訳では対応できないケースもあります。
1語に対して全ての訳が記載されているわけではなく、重要な訳だけ記載されているので、ポイントを絞って覚えることができます。
またレイアウトがとても見やすく、勉強しやすいというのも意外と重要。
英単語帳は長く付き合っていくことになりますから、中身のデザインは大切です。
大抵の英単語帳は「ここが弱みかな」という点が見つかるのですが、共通テスト対応英単語1800は本当に見当たらないほど、とても質が高いです。
逆に言うと「ここが最大の特徴!」といった、共通テスト対応英単語1800ならではの特徴もないので、クセが無く誰にでも合う英単語帳と言えるでしょう。
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共通テスト対応英単語1800が終わったら
共通テスト対応英単語1800でカバーできるのは、共通テストの英単語です。
共通テスト対応英単語1800が終わって、MARCHや早慶、東大・京大といった国公立大学の二次試験の対策に取り組むのであれば、もう1ランク上の英単語帳を追加しましょう。
「単語王」や「システム英単語」、「英単語ターゲット1900」といった難関大学向けの英単語帳を追加してください。
共通テスト対応英単語1800で基礎単語を固めて、その上に応用レベルの単語を追加することで、着実に成績を伸ばすことができます。
基礎・標準レベルの単語が抜けてしまうと、その先の成績は伸びていかないので、次の英単語帳に進んでも、共通テスト対応英単語1800の復習は定期的に取り組んでください。