大学受験ではやや珍しい形式ではありますが、英文要約が出題されることがあります。
例えば早稲田大学の文学部や文化構想学部や広島大学などで、要約問題が出題されるケースが良く見られます。
記述・論述問題は苦手な人が多いですが、特に要約問題は難しそうと感じる人が多いのではないでしょうか。
「要約問題が出てきた時点で、完全にお手上げ!」という人も珍しくないです。
ここでは「英文要約問題の解き方のコツ」と「おすすめの参考書」をお伝えしていきます!
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英文要約問題の解き方のコツ
英文要約問題を解けるようにする、ファーストステップは「答えを見る」こと。
どういうことかというと、「要約文を書いてください」と言われても、最初はイメージすらわかないと思います。
ですから先に答えを見て、「こういう文を書けば良いんだな」というイメージを作るところからです。
ゴールのイメージが見えるようになると、自分でどういった文を書いていけば良いか、そしてどうやったら理想の回答を書けるか、自分で考えられるようになるでしょう。
理想の回答をイメージしたうえで、次からは初見の問題で、自力で回答できるようにしてください。
最初はくじけそうになるかもしれませんが、自力で回答を書くトレーニングをしていかないと、いつまでも解答や解説に頼ることになります。
完ぺきな回答が出来なくても、徐々に回答の精度を上げていけば良いので、ノートに書き出すところから始めていきましょう。
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英文要約問題の書き方のコツ
要約文を書く際には、もちろん形式にもよりますが、長文を「前半・中盤・後半」の3つに分けるのがおすすめ。
3つのブロックに分けて要点をまとめて、1本のストーリーとしてつなげていけば、それだけで要約は完了です。
入試で問われる形式に合わせて、長さは調整しなければいけませんが、まずはオーソドックスな形で書けるようになることが大切です。
長文を最後まで読んでからまとめるのではなく、長文を読みながら要点をまとめていき、最後まで読み切ったときに要約文が完成しているイメージで取り組んでください。
日ごろから長文を解く際には、このトレーニングに取り組んでおくと、長文の読解力も上がるのでおすすめです。
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英文要約問題の参考書はこちら
「【新装版】英文解釈要約精講」は要約問題の書き方から学べますので、これから要約の対策をしようと考えている人にとてもおすすめです。
要約文の書き方が全く分からないという人は、ぜひこの参考書から取り組んでみてください。
要約文の書き方がある程度理解出来たら、本格的な英語長文の要約に入ります。
やっておきたい英語長文は解説で要約が記載されているので、自分の書いた要約文がズレていないか、確認することができます。
やっておきたい英語長文は300/500/700/1000の4つに分かれているので、自分に合ったレベルに取り組んで、要約のトレーニングをしてください。