英語長文に取り組んでいると、「設問を先に読むべきかな?」「それとも長文を全部読んでからかな?」という疑問は、1度は必ず考えると思います。
私は受験生の時に英語長文を徹底的に研究し、早稲田大学に合格しましたし、それからもずっと受験の英語長文の分析をしています。
そんな私が「設問を先に読むか、長文を全部読んでから解くか」という永遠の疑問に、結論を出していきます!
今日から英語長文を解くときにはもう迷わず、自信をもって取り組んでいきましょう。
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バランス型がベストです!
「先に全て設問を読む」のではなく、それでいて「長文を全て読んでから解く」わけでもなく、その両方の良いところを取り入れた「バランス型」が最もオススメ。
「設問を解きながら長文を読む」という形になります。
設問全てを先に読むのではなく、1問読んでその問いを頭に入れたうえで、長文を読み進めていく。
そして回答の根拠が見つかったら、次の設問を読むというサイクルを繰り返していきます。
基本的に長文の流れに沿って、設問の順番は進んでいくので、上から順に読み解いていけばスムーズに取り組むことができます。
下線部の意味を問う問題は、空所補充型の問題に関しては、ぶつかったときにその都度解けばOK。
長文の中で明確に設問が見えているケースは、出会った時に解くのがベストタイミングです。
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木を見て森を見ず状態に注意しよう
設問を解くことにばかり集中してしまうと、長文全体のストーリーが追えなくなってしまうことがあります。
設問は局所的に問われますが、全体像が理解できていないと、思わぬヒッカケに遭遇するケースが珍しくありません。
一部分のことだけ頭に入っていて、設問や選択肢に誘導される形で、誤りの選択肢を選んでしまうケースです。
設問を解きつつも冒頭から、どのように話が進んでいるのか、軸を追っていくイメージで読んでください。
その中で重要なポイントや筆者の主張には、特に意識して読んでいき、メモを取ったり、アンダーラインを引いたりしていきましょう。
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解けなかったら飛ばす勇気!
長文を読みながら解いていくと、分からない問題に出会った時に、そこで止まってしまうことがあります。
大学入試は時間との勝負になりますから、立ち止まってしまうと後の問題を解く時間が無くなってしまいます。
全問正解する必要はないですから、分からなかったら飛ばす勇気を持ってください。
飛ばした問題にはチェックをつけておいて、時間が余ったら解きなおせるようにしましょう。
最後まで長文を読み終えないと、回答しづらい問題も中には紛れていますし、最後まで長文を読むことで理解度も上がりますから、解きやすくなります。
悩んだら一度パスして、最後まで長文を読み終えてから、もう一度挑戦をしてみてください。