関西圏に在住の方は大学受験をする際に、「関関同立になんとか合格したい!」と目標を立てる人が多いでしょう。
「高学歴」と評価してもらえることが多くなるラインですし、知名度や就職の強さを考えても、関関同立に合格できると大きな財産になりますからね。
そんな関関同立に合格するうえで、誰しもが突破しなければいけないのが英語の試験。
特に文系の受験生は英語の配点が高いケースが多いですから、高得点を狙いたいところです。
ここでは「関関同立の英語の難易度」と「合格するための参考書ルート」をお伝えしていきます!
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関関同立の英語の難易度
関関同立の英語の難易度はMARCHと同等で、「やや難しいけれど、努力すれば合格点が取れる」レベルです。
例えば早慶レベルになると、消去法を使って正答率を1%でも上げるような解き方を求められるケースも、良く見られます。
一方で関関同立の英語は、必要な知識をうろ覚えにならないようにきちんと覚えておけば、迷わずに回答できる問題がとても多いです。
ひねりが少なく良心的な問題が多いので、これまで勉強した実力を発揮しやすい形式と言えるでしょう。
問われる内容は基礎~標準レベルで、基礎的な内容に加えて、高校3年生までに習う標準的な語彙や文法もしっかりと覚えておけば、合格点を取ることはそこまで難しい事でもありません。
ただ「勉強したけれど、定着していない」というケースが受験生には本当に多く見られ、正解しなければいけない問題をミスしている状況では、なかなか合格点を取ることはできないです。
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関関同立に合格する参考書ルート
まずはとにかく、合格点ギリギリを取れるようにするところから。
難問や応用問題は無視して、基礎・基本の問題を確実に取れるようにすることを目指して、参考書に取り組んでいきましょう。
英単語は「システム英単語Basic」1冊のみ
英熟語は「合格英熟語300」という、重要な熟語が300語のみ掲載された熟語帳。
英文法の問題集は最も易しい部類に入る、「Engage」や「ブライトステージ」「スクランブルBasic」などを1冊、徹底的に固めていく。
英語長文の参考書は「The Rules英語長文問題集1-3」の3冊を軸に、同じレベルの問題集を追加して演習量を増やしていく。
参考書や問題集の量としてはかなり少ないですが、これだけで関関同立の英語は合格点ギリギリを狙えるようになります。
いきなり難しい参考書に飛びついたり、過去問演習に入ったりする人も多いですが、とにかくまずは基礎固めから。
基礎固めが完了しない限りその先はありませんし、背伸びをして応用の勉強をしても、大部分を占める基礎・標準レベルの問題をミスなく答えられない限り、合格点には届きません。
ここまでお伝えした参考書、「易しすぎるんじゃない?」「足りないんじゃない?」と思う人が多いと思いますが、まずはここからスタートしていきましょう。