旧帝大の一角として有名で、人気がとても高い難関大学「名古屋大学」。
名古屋大学の英語の二次試験は難しいと話題になっているようですが、実際にどれくらいのレベルなのでしょうか。
講師歴10年以上で、数々の大学の過去問を解いてきた私が、実際に名古屋大学の過去問を解きながら「名大英語のレベル」について解説していきます!
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名古屋大学の英語の傾向と難易度
名古屋大学はやはり旧帝大という事で、英語の難易度は標準的な国公立大学の二次試験よりも高いです。
「英語長文」「会話」「英作文」の3つから構成されていますが、どれも難易度が高め。
全体的に記述・論述問題の比重がかなり高く、深く理解したうえで、自分の言葉でアウトプットできなければ得点をもらうことはできません。
早い時期から二次試験に向けて、記述・論述問題に慣れておかないと、対応できない可能性が高いです。
そして英語長文は長文の文章量が多く、そして全体的に読みづらいと感じる部分が多いです。
文構造がやや複雑で、そして長文全体のテーマも捉えづらく、「あいまいな読解」では間違いなく、内容を理解することはできません。
記述・論述問題がメインですから、あいまいな理解では当然、回答もできません。
ただ大学受験レベルを超えていて、対応ができない難易度かと問われれば、そんなことはないです。
考えさせる問題が多いものの、ひねった意地悪な問題は見受けられず、しっかりと勉強して試験に挑めば、合格点を確保することができます。
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名古屋大学の難しい英語の攻略のカギ
攻略のポイントとして1つ大きなものは、先ほどお伝えした通り「早い時期から記述・論述問題に取り組む」こと。
問題集を解いていると自然と、記述・論述問題も出てくるかと思いますが、どうしても難しく感じてすぐに答えを見てしまう人も多いと思います。
もしくは雑に回答を作って、解説を読んで理解した気になってしまう人もいらっしゃいます。
そうならないように記述・論述問題が出てきたら、「名大対策ができる!ラッキー!」くらいに考えて、積極的に取り組むようにしましょう。
「やっておきたい英語長文」では、記述・論述問題がとても多いので、対策にもってこいです。
そして英語長文も難易度が高いのですが、いきなりこのレベルを読みこなすことはできません。
まずは共通テストの英語で8割取れるようにするという目標を立てて、長文のトレーニングに取り組んでみてください。
共通テストで8割取れるようになってくると、名古屋大学の英語長文もある程度は読めるようになります。
そこから「どうすれば名古屋大学の英語長文を、しっかりと読めるようになるか」を徹底的に追い求めましょう。
差が縮まっていればゴールや対策法も見えてきますから、ここからは明確に課題をもって勉強に取り組めます。
英作文については自分の意見を述べる形式なので、日ごろから英作文の問題を解いて慣れておくことが大切ですね。
「主張」→「理由付け」のテンプレートはある程度決まっていますから、そこに当てはめていけばOK。
この辺りは「英作文ハイパートレーニング 自由英作文」で対策するのがおすすめです。