英文法の問題集として超有名な、NextStage。
大学入試に向けて勉強に取り組んでいる人は、一度は聞いたことがあるでしょう。
一方でパワーステージという問題集もあり、こちらも最近は人気になってきています。
表紙や中身、そして名前まで似ているこの2冊の問題集、どういった違いがあるのか分からない人も多いと思います。
NextStageとPowerStageの両方を持っている私が、この2冊を徹底的に比較していきます!
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ネクステとパワーステージの比較します
まずこの2冊の問題集ですが、ほとんど違いはないと思って構いません。
問題の難易度や到達レベルは中級レベルで、MARCH合格程度。
そして文法・語法を中心とした問題が、大量に収録されています。
問題数が多い分だけ解説はやや粗くなってしまいますが、これは演習用の問題集ですから仕方が無い事でしょう。
すでにネクステージを持っている人が、わざわざパワーステージを買い替えるほどの大きな差はないですね。
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ネクステとパワーステージの違い
ネクステとパワーステージに大きな差はないとはいえ、わざわざ2冊出版されているわけですから、違いはあります。
大きな違いは「語法の問題数」。
NextStageが語法が228問に対して、パワーステージは語法が551問と2倍以上の問題数になっています。
近年は私立大学を中心に語法の問題が本当に多く出題されていますから、語法の語法のためにパワーステージが作られたといっても過言ではありません。
文法の問題数はほぼ同じですが、ネクステはイディオムや語彙、発音・アクセント、会話表現などのカバーしている範囲が広く、これらの部分を少し削って語法に充てたのがパワーステージ。
NextStageやPowerStageなどの問題集に取り組む最大の目的は、「文法・語法の強化」である人がほとんどだと思いますし、発音・アクセントの章などは勉強していない人もいると思います。
ですからネクステとパワーステージで迷ったら、パワーステージを選ぶのがベターではないでしょうか。
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どっちか1冊でOK
ネクステとパワーステージは同じくらいのレベルになりますから、どちらか1冊を勉強すれば十分です。
1冊で1400問もの問題数がありますから、2冊取り組もうとすると、広く浅くの勉強になってしまいます。
どちらか1冊、収録されている問題を1問も残らず完ぺきに固めて、初見で同じ形式の問題が出題されたときに、絶対にミスしないようにしましょう。
ここまでやりこめば偏差値60以上、MARCH合格は十分に確保できます。
そこからさらに上を目指すのであれば、英頻1000や英文法ファイナル問題集などに取り組んで、早慶や東大・京大など難関大学に向けて対策をしてください。