大学入試向けの英文法の問題集として超有名な、NextStage。
一方で学校で配られることも多く、Amazonなどの評価もとても高いUPGRADE。
どちらも英文法の総合的な問題集で、中身も似ていますから、違いがイマイチ分からないという人も多いのではないでしょうか。
とりあえず有名だからネクステ、学校で配られたからアップグレードという感じで、違いを理解せずに取り組んでいる人も多いと思います。
ここでは「ネクステとアップグレードの違い」について、2冊とも持っている私が徹底的に解説していきます!
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ネクステとアップグレードの違いとは
ネクステとアップグレードの最も大きな違いは、「レベル」。
ネクステージは中級者向けで、MARCHレベルでしっかりと合格点を確保するための問題集。
アップグレードよりもやや問題数が多く、偏差値50中盤くらいの人におススメ。
一方でアップグレードは初級者向けで、日東駒専レベルで8割を狙うための問題集。
ネクステよりも少し問題数が少ない分、解説が少しだけ詳しいと言われています。
見た感じは大きな差はないですが、少し初級者に易しく書かれている印象。
英文法の問題集として、1冊目に取り組むには、とてもおすすめです。
どちらを選ぶか迷ったら、アップグレードから取り組んでみてください。
基礎が抜けていると成績は伸びていきませんし、入試で基礎問題が出題されたときに、それを落としてしまうと周りと大きく差がついてしまいますからね。
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ネクステはゴミ!とか言う前に
よくインターネット上で、ネクステージの解説が雑すぎると批判している人を見かけます。
しかし問題集はあくまで問題演習をするためのものであり、英文法をインプットしていることが大前提になります。
英文法を理解したうえでネクステージに取り組んでいれば、たいていは解説を読めば理解できますし、理解できない部分はインターネットで調べれば問題ないでしょう。
英文法の理解のための参考書には、基礎的なものであれば「大岩の一番初めの英文法」や「肘井のゼロから英文法」などがありますので、このあたりでしっかりと文法の基礎を学んでください。
英文法が理解できていない状態で、問題集でアウトプットしようとしても、答えや解説の丸暗記になってしまいます。
NextStageの解説では理解が難しいという人は、アップグレードでまずは基礎固めを徹底してください。
少し易しい問題からスタートして、英文法の問題を解くことに慣れていき、それからネクステージやもう1ランク上の問題集などへとステップアップしてください。