大学入試の参考書として基礎問題精講シリーズはとても有名ですが、基礎英作文問題精講はご存じでしょうか。
その名の通り英作文の対策用の参考書で、知る人ぞ知る名書。
Amazonでの評価も高く、好評のレビューがたくさん寄せられています。
和文英訳型の英作文を自力で書いて、その解説を読みながら英作文の書き方やパターンを学んでいく形式。
頻出の英作文をたくさんトライすることができ、解説も詳しいので、英作文の実践的な力を磨くことができます。
他の精講シリーズと同様に堅いイメージで、カラフルで楽しく勉強できる、現代的な参考書ではありません。
好き嫌いが分かれる参考書なので、書店で中身を見てから選ぶと良いでしょう。
ここでは「基礎英作文問題精講のレベル」について、徹底的に解説していきます!
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基礎英作文問題精講のレベル、難易度
基礎問題精講シリーズはどれも、基礎とタイトルに入っていても、難易度は難しいです。
偏差値で言えば60ほど、基礎的な英作文はスラスラ書けるようになってから取り組みましょう。
日本語の文を自力で英語に訳して、その解説を読んで学ぶ参考書になっていますから、例題を英語にほとんど訳せないような状態だと、正しく演習することができません。
例題を6割くらいは訳せる状態になってから、自分の弱点を解説で補って、レベルを上げていくようなイメージで取り組んでください。
基礎英作文問題精講にしっかりと取り組めば、MARCHはもちろん、早慶や東大・京大などの英作文ともある程度は戦えるようになります。
もちろん1冊で合格ということはないですが、土台をしっかりと固めるという意味では、とても効果的です。
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入門英作文問題精講からスタート
基礎英作文問題精講は難易度が高いので、少し易しい「入門英作文問題精講」から取り組むとより基礎から固められます。
入門編なので最も易しいですが、それでも実践的な英作文を自力で解く形式なので、入試において実際に得点につながる演習ができます。
英作文は本当に基礎からの積み重ねで、少しずつ難しい英文を書けるようにしていくものなので、まずはこのレベルからしっかりと固めましょう。
入門英作文問題精講でも難しい場合は、英文法や単語をしっかりと表現できるようにするところからスタートしてください。
日ごろから英単語を覚える時にはスペルまで覚える、英文法を覚える際には、該当の文法事項を使って自力で例文を書けるようにする。
ここまでできるようになって、初めて英作文を本格的に演習する段階に入ることができます。
知識がインプットできていない状態では、英文をアウトプットすることはできませんから、まずは日ごろの勉強から英作文を想定して取り組んでいきましょう。