地方の国公立大学として知名度が高く、特に地元での就職に強い岡山大学。
四国・中国地方の高校生にとっては、憧れの大学と考える人も多いでしょう。
そんな岡山大学の英語について情報を集めていると、「英語が難しい」という発信を見かけました。
そこで講師である私が実際に岡山大学の二次試験の英語の過去問を解いて、「英語はどれくらい難しいのか」と「英作文・自由英作文の対策方法とおすすめの参考書」について解説していきます!
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岡山大学の英語の難易度、レベル
岡山大学の英語は大きく、「英語長文」と「英作文」の2つに分かれます。
英語長文に関しては理解しやすいテーマが多く、文構造もそこまで複雑ではなく、国公立大学の二次試験では標準的。
英語長文を日ごろからしっかりと勉強している人であれば、スムーズに読み解くことができるでしょう。
私立大学で言えばMARCHや関関同立くらいの難易度ですね。
河合塾の偏差値で60ほど取れるようになれば、合格点も見えてくるはずです。
一方で和文英訳型の英作文、そして自由英作文は難易度が比較的高いです。
和文英訳型の問題は日本文を英語に訳す形なので、言語の違いをしっかりと理解して、自分なりに上手くかみ砕いて英語に訳す必要があります。
自由英作文については英語の文章を読んで深く理解して、自分の意見を英語で述べることが求められます。
難易度が特別に難しいというよりは、「形式が本格的で、勉強を重ねて慣れていないと、ほとんど得点ができない」という点が注意しなければいけないポイント。
早い時期から英作文の対策に取り組んで、英文を書くことに慣れるように意識してください。
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岡山大学の英作文の対策と参考書
岡山大学の英作文の対策をするうえで、おすすめの参考書は「英作文ハイパートレーニング」。
和文英訳型と自由英作文の両方が出題されていますが、英作文ハイパートレーニングにも「和文英訳編」と「自由英作文編」の2冊が出版されています。
2冊ともしっかりと対策することで、岡山大学で出題される2種類の英作文に対応できるようになります。
まずは和文英訳編で1文1文の英文をしっかりと書けるようにすることが、ファーストステップ。
短い英文を書ける状態でなければ当然、自由英作文は書けませんからね。
日本語を英語に訳す際に、言語表現の観点でズレが出てきますから、そこをうまく補填して柔軟に訳すことが大切です。
1文1文の英文をある程度書けるようになってきたら、自由英作文の対策へと進んでいきましょう。
基本的には「主張→理由を述べる→結論」というステップで英文を書けるようになれば、自由英作文はスラスラ書けるようになっていきます。
自分なりの回答パターンを作って、その型に沿って自分の意見を述べることが出来るよう、トレーニングを重ねていきましょう。