英語長文ハイパートレーニングや、英語長文ポラリス、やっておきたい英語長文などと比較するとマイナーで、知名度が低い「トップグレード難関大突破 英語長文問題精選」。
知名度が低い参考書ではありますが、とても質が高く、Amazonの評価も高くなっています。
知る人ぞ知る名書といった感じで、一部の人からは評判がとても良く、講師の方でも高く評価をしている人がたくさんいらっしゃいます。
評価が高い要因は「問題の質」と「解説の詳しさ」の2点。
頻出のテーマの英語長文が収録されていて、マーク式と記述式の問題のバランスが良く、長文読解を通して確実に力を伸ばすことができます。
そして解説もとても詳しいので、解いた長文をしっかりと復習して、次に活かすことができるでしょう。
ここではそんな良書の「TopGrade英語長文問題精選のレベル」について、詳しく解説していきます!
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英語長文問題精選の難易度、レベル
「トップグレード」とタイトルにある通り、大学入試向けの英語長文の参考書の中では、トップクラスに難易度が高いです。
早稲田大学や慶應義塾大学、東大・京大といった難関大学レベルの長文がずらり。
そして設問も記述・論述問題が多く、深く理解したうえで自分の考えをアウトプットする実力が無いと、対応することができません。
志望校がMARCHや中堅国公立大学であれば、英語長文問題精選に取り組むのはオーバーワークといっても過言ではないです。
取り組むにあたって求められる能力も高く、河合塾の水準で偏差値65ほどになったら取り組むと良いでしょう。
間違っても初中級者の人が取り組む参考書ではありません。
また志望校が早稲田や慶應など難関大学であっても、今の実力がそれらの大学と戦えるものでなければ、当然ですが時期尚早。
基礎~標準レベルの参考書でしっかりと実力を伸ばして、トップグレードに挑めるくらいまでステップアップしていきましょう。
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英語長文問題精選の到達レベル
英語長文問題精選は、これまでたくさん英語長文を解いてきた受験生の、最後の参考書という位置づけ。
トップグレードを完ぺきにやりこめば、それ以上に別の参考書に取り組む必要はないでしょう。
これ以上難しい問題集や参考書に取り組むのであれば、もう過去問演習に入ってしまった方が良いです。
過去問の方がより本番に近い傾向で問題を解くことができますから、得点にもつながっていきます。
早慶や東大・京大レベルの長文であってもある程度は戦えるようになっているはずなので、そこで出た反省や弱点を補強するために、また新たな勉強に取り組んでいきましょう。