あまり知名度は高くないですが、好きな人はとことん好きな「ディスコースマーカー英文読解」。
英語長文を論理的に読むためにおすすめの参考書で、文章全体の理解度を上げられます。
「ディスコースマーカー」とは英語長文に印=マーカーをつけて、長文を読みやすくするテクニック。
例えば逆説は重要だからこの印、具体例はこの印というように、それぞれ印をつけていきます。
印をつけていくことで意識的に、論理的な読解をすることにもつながっていくでしょう。
ここでは「ディスコースマーカー英文読解の難易度」と「使用時期」について、解説していきます!
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ディスコースマーカー英文読解の難易度、レベル
英語長文を解きながら学ぶ形式になっているので、英語長文が何題も収録されています。
長文の難易度は高く、MARCHからスタートし、上は早慶、東大・京大といったレベル。
河合塾の偏差値で言えば60は超えてこないと、長文を読み解くことが出来ません。
共通テストでいえば8割を超えてから、ディスコースマーカー英文読解に取り組んでいきましょう。
つまり共通テストの長文をスラスラ読めるくらいの読解力が無いと、その上のテクニックに進むことはできないという事です。
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ディスコースマーカー英文読解の使用時期
取り組む時期としては、受験生の夏ごろまでがおすすめ。
マーカーをつけて読解をするというのは、通常の読み方と大きく異なるため、慣れが必要になります。
そして人によっては、「マーカーをつけるようになってから、これまでと読み方が変わって、集中力や理解度が落ちた」というケースも見られます。
受験の直前に取り組んで自分のフォームを崩してしまって、そのまま入試に挑んでしまうのはリスクが高いです。
受験まで半年は余裕を持った状態で、まずはお試し感覚で取り組んでみることをオススメします。
自分に合うようであればトコトンやりこんで、合わないようであれば早く諦めるという切り替えがとても大切です。
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ディスコースマーカー英文読解の必要性
ディスコースマーカー英文読解はあくまで、長文を読解するためのテクニックの1つに過ぎません。
この参考書でテクニックを学んだからといって、早稲田や慶應など難関大学の長文が、急にスラスラ読めるようになるという事はまずないです。
また入試の英語長文を読むにあたって、ディスコースマーカーを学ぶことはマストではありません。
大半の受験生がディスコースマーカーを使わずに、長文読解を攻略しているわけですから、もちろん絶対に必要なものではないです。
参考書に取り組んでみて、必要な考え方だけ取り入れるというスタイルもおすすめです。
盲目的に「ディスコースマーカーに頼れば、長文が読めない状況を解決できるかも!」と考えすぎずに、あくまで補助的な参考書として考えてください。