長い間受験生から愛用されている英文法の問題集、「英文法ファイナル問題集」。
その名の通り英文法の総演習として、効果的な問題集です。
レベルは標準編と難関編に分かれていて、どちらもランダム形式で英文法の問題を解くことが出来ます。
ネクステやVintageなど有名な問題集は、「仮定法」「比較」などと分野ごとに章が分かれていて、それがヒントになってしまっています。
例えば「これは仮定法だから、edがついてる選択肢が正解だろう」「比較だからerがついているのを選ぼう」という感じで、予想が出来てしまうんですよね。
当然ですが入試本番は、どの分野からの出題かは分からない状態で、ランダムに出題されます。
分野ごとにしっかりと固めたうえで、英文法ファイナル問題集を総演習として取り組むことで、実践的な力を身につけることが出来るんです。
ここでは「英文法ファイナル問題集の難易度」と「いつから取り組むべきか」「そもそも必要なのか」について解説していきます!
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英文法ファイナル問題集の難易度、レベル
英文法ファイナル問題集は標準編と難関大学編に分かれています。
標準編はMARCHレベルで、偏差値50後半~60前半くらいの人におすすめ。
標準編といっても難易度は高めで、難しいと感じるような問題も多く収録されています。
難関編は早慶や東大・京大レベルで、偏差値が60中盤くらいの人におすすめ。
かなり難易度は高く、自力で答えられないような問題も出てきます。
どちらも難易度は高いので、しっかりと英文法の実力を固めてから取り組まなければいけません。
難関編はものすごく難しいですから、まずは標準編から取り組むのがおすすめです。
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英文法ファイナル問題集はいつから取り組む?
英文法ファイナル問題集に取り組む時期としては、受験する年の秋以降がおすすめ。
夏までは徹底的に、NextStageやVintageなどの問題集で、分野ごとに抜け漏れ無く学んでいきましょう。
比較や仮定法などそれぞれの分野をしっかりと理解して、問題演習にも取り組んだうえで、ランダム形式で演習するという流れです。
ここまでやりこめば入試問題で出題されても、しっかりと得点を稼げるでしょう。
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英文法ファイナル問題集は、いらない?
取り組んだ方が良いのは間違いないですが、必ず必要かと問われれば、そうではないかもしれません。
特に難関大学編はかなり難易度が高く、入試レベルを超えた問題も収録されています。
このレベルまでくれば過去問演習でより実践に近い形で演習するのも、とても効果的です。
もしくは標準編など少し易しいレベルで、徹底的に基礎を固めるのもおすすめ。
優先順位としては標準編の方が高く、余裕があれば難関大学編でさらに補強していきましょう。