安河内先生が手掛ける英語長文レベル別問題集は、これまで多くの受験生から愛用されてきました。
長文の音声を聴くことができるで、音読のトレーニングも可能です。
近年は英検やTEAPなど4技能試験の重要性が上がっていますから、音読ができるのはとても効果的ですね。
そして一番の特徴は「構文がすべて解説されている」こと。
解説で全ての文構造が記載されていますから、読めなかった英文が「なぜ読めないのか」まで踏み込んで復習できるんです。
読めない文を読めるようにして初めて、読解力が伸びていきます。
そんな英語長文レベル別問題集は1から6まで6つのレベルに分かれていますが、表紙に記載されているレベルと、実際の難易度がちょっと異なるんですよね。
だからこそ困惑している受験生も多いようで、「各レベルの難易度」を詳しく解説していきます。
⇒早慶や国公立の難しい英語長文を、1か月でスラスラ読むワザはこちら
英語長文レベル別問題集1の難易度
英語長文レベル別問題集1は超基礎編で、その名の通り本当に難易度が易しいです。
中学基礎レベルの内容になっていますから、長文演習の1冊目の問題集としておすすめ。
このレベルの長文が読めないようですと、中学基礎がかなり抜けている可能性がありますから、まずはここから復習していきましょう。
英語長文レベル別問題集2の難易度
英語長文レベル別問題集2は基礎編で、こちらも中学生レベルの難易度。
高校受験の一般的な難易度とさほど変わらないですが、わずかながら難しい部分も出てきます。
つまずいたら中学生レベルの内容を、もう一度復習しましょう。
英語長文レベル別問題集3の難易度
レベル3は標準編で、高校受験と大学基礎の架け橋となるレベル。
大学入試に向けた本格的な勉強としては、最も易しい難易度になります。
このレベルが解けるようであれば、徐々にステップアップして、難しい長文も読めるように成長していきましょう。
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英語長文レベル別問題集4の難易度
中級編とされていますが、大学入試の基礎的な難易度で、共通テストよりはずっと難易度は易しいです。
表紙には「中堅私大レベル」と記載がありますが、日東駒専などと比較すると、まだまだ易しいように感じます。
偏差値が50を下回っている受験生であっても、理解できる長文が多いでしょう。
英語長文レベル別問題集5の難易度
レベル4からレベル5上級編の差がかなり大きく、レベル5は急にMARCHクラスの難易度になります。
MARCHの中で、「この長文は易しいな」と感じるくらいの難易度が、レベル5に多く収録されています。
英語長文レベル別問題集に取り組んで、初めて「壁」を感じる人が出てくるのが、このレベル5です。
このレベルをしっかりと乗り切れるように、何度も復習して、読解法を固めていきましょう。
偏差値が50後半には乗ってこないと、収録されている長文はかなり難しく感じると思います。
英語長文レベル別問題集4を終えて、すぐにレベル5に取り組んでも、難易度の差に対応できない人が大半です。
共通テストレベルの長文をたくさん読み解いて、読解力を鍛えてから、レベル5に挑みましょう。
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英語長文レベル別問題集6の難易度
レベル6は難関編で、レベル5と比較してもまた2ランクほど難易度が上がり、早慶や東大・京大レベル。
慶應義塾大学や東大で過去に出題された英語長文が収録されていて、そう簡単には読み解けません。
レベル5と比較すると、難易度だけでなく、英語長文の文章量もかなり増えます。
偏差値でいえば最低でも60以上、MARCHレベルの過去問は合格点を取れるようになってから取り組みましょう。