マイナーであまり知名度は高くないですが、Amazonでの評価はとても高く、好評のレビューもたくさん寄せられています。
一番の特徴は「設問が全て記述問題」になっている点。
マーク式の問題ではなく、記述・論述問題しか収録されていませんから、深く理解して自分で答えを書き出すことが求められます。
マーク式問題よりもより深く問われるので、記述の対策になるだけでなく、現代文そのものをより深く理解できるようになるでしょう。
解説もとても詳しく、「なぜその解答が正解で、どうやってその解答を導けばよいか」まで詳しく解説されています。
そんな良質な参考書である上級現代文について、今回は「上級現代文のレベル」と「いつから取り組むべきか」について解説していきます!
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上級現代文のレベル、難易度
上級現代文は1と2に分かれています。
レベルⅠは中堅国公立大学の二次試験や、MARCHの中でもかなり現代文が難しい試験ほどの難易度。
現代文の難易度が高いだけでなく、全て記述問題なので、相当深く理解していないと回答ができません。
記述問題に慣れていないと、回答を書き出せない方も多いでしょう。
共通テストで最低でも8割ほどとれるようになってから取り組んでください。
レベル1とはいえタイトルにある通り、「上級」の参考書なので、高いレベルが求められます。
レベルⅡは東大や京大、早稲田大学レベルとなっていて、現代文の参考書の中でも最高峰の難易度。
とても難しい文章を記述式で解いていくので、偏差値65以上の人におすすめ。
MARCHや中堅国公立大学以下を志望校と設定している人にとっては、オーバーワークになる可能性が高いです。
現代文を徹底的にやりこみたい人以外は、安易に取り組まない方が良いかもしれません。
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上級現代文はいつからやる?
取り組む時期としては、レベル1は共通テストで8割、レベル2は偏差値65ほどに到達したら。
出来る限り早い時期から取り組んで、記述式の問題に慣れていくことが大切です。
記述問題の対策は後回しにしてしまいがちで、だからこそ苦手意識を持つ人がとても多いです。
上級現代文に取り組める実力がついたら、1日でも早く取り組んで、記述問題を積極的に解いていきましょう。
特に志望校で記述問題が多く出題される場合は、早く対策すればするほど、有利に戦えます。
入試本番でも記述式の問題はとても配点が高いので、記述問題の攻略は合否に大きく影響してきます。
上級現代文に取り組みつつ、記述式の模試も受験するようにしてください。
ご自身が書いた回答が正しいか、客観的に採点してもらう機会はとても貴重です。
記述問題に慣れていれば、他の受験生と差をつけられるので、模試では高い偏差値を獲得できるでしょう。