二浪の割合はどれくらい?2浪したらやばいの?人生終了なの?


今日は「二浪」をテーマに解説していきたいと思います!

実際の体験談などを交えながらお話ししていきますので、二浪したことで将来を心配したりしている方や大学生活に不安を感じている方がいましたら、ぜひ読んでいただきたいと思います。

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二浪の割合

まず、二浪する学生の割合ですが、文部科学省が発表している『学校基本調査』の「年齢別 大学入学者数」によると、令和4年度の大学入学者の総数は635,516人となっています。

二浪して大学に入学した学生は基本的には20歳であるはずですから、20歳の大学入学者数を見ると、14,599人でした。

これはすべての大学入学者数の約2.3%となっていました。

二浪した学生の男女比は男子が57,738人、女子が36,466人とやや男子のほうが多いことが分かります。

 

ちなみに、19歳で大学に入学した一浪の学生の入学者数は94,209人で、大学入学者全体の約14%となっているようです。

 

東京大学など、難関国立大学では二浪の割合はどのようなっているのでしょうか。

2019年のデータにはなりますが、統計情報リサーチが「大学基本情報」のデータを加工して抽出した東大の二浪の割合は、全体で4.7%、文系が5.3%、理系が4.3%でした。

 

このようにして見ると、二浪して大学に入学する学生は少ないように感じられるかもしれません。

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二浪はヤバイ?人生終了?

結論から申し上げると、二浪は全然ヤバくないです。

大切なのは、どうして二浪することになったのか、その理由です。

 

当然、志を高く持って医学部や東大・京大などの超難関大学を志望している場合、現役で合格するのは非常に難しいため、夢を諦めずに何度もチャレンジした経験はかけがえのないものです。

また、二浪したコンプレックスをバネに変えて大学時代で優秀な成績を収める学生もいます。

 

私の高校時代の友人も、二浪で大逆転を決めた一人です。

友人は現役生の時に受験に失敗して浪人が決まりましたが、一浪目は宅浪をいいことにほとんどまともに勉強せず、結局は地方のいわゆるFランク大学に入学しました。

この友人は、プライドだけは人一倍高かったため、大学入学直後はコンプレックス丸出しで見るに堪えない状態でした。

しかし、彼が大学に入学して3か月ほど経ったある日、突然「仮面浪人する」と言い出しました。

私は彼が宅浪している期間の過ごし方を知っていましたから、どうせ今回も口先だけで終わるだろうな、と思っていました。

その後はしばらく連絡を取っていなかったのですが、翌年の3月、「国立大学の理系学部に入学することになった」と突然連絡がきました。

彼はFランク大学に入ったことで自分を見つめなし、今度こそ有言実行で国立大学に合格したのです。

しかも、「やりたいことが見つかった」と理転までしていました。

その友人は現在、別の難関国立大学の大学院に進学し、工学の研究を続けています。

あの一浪してもFランク大学にしか入れなかった彼が、結果として二浪で理転して大学院にまで進むとは信じられませんでした。

 

このように、二浪したとしても志さえあれば人生大逆転を決めることができます。

もし二浪して大学に入ったことで引け目を感じているのなら、ハングリー精神に変えてやりましょう。

二浪してもまだ20歳、人生はいくらでも巻き返せます。

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二浪は恥ずかしい?

二浪だと当然、他の学生と年齢が異なりますから、部活やサークル内などでは付き合い方が難しく感じられることがあるかもしれません。

しかし実際は、先輩のほとんどが年下か同学年ですから、親しみやすく、会話がしやすいです。

私の部活にも、二浪したメンバーが何人かいましたが、周りは全く気にしていません

むしろ二浪したことを自虐していた女の子は、みんなにイジられて人気者になっていました。

学内においては、「現役で入ったから偉い」などという雰囲気は全くないため、恥ずかしく思う必要はないでしょう。

 

親戚や昔からの友人やなども、二浪に至るまで努力している姿を見てきているはずですから、無事に大学に入学できてホッとしているはずです。

恥ずかしいことは一つもありません。

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二浪は就職に影響する?

二浪したことで就職活動に影響するかどうか気になる方も多いかもしれません。

個人的には、二浪の学生は就職活動においてかなりメリット多いと感じています。

ここでは主なメリットとして三つ挙げたいと思います。

 

二浪の1つ目のメリット

一つ目のメリットとして、他の学生と比べて年上のため、落ち着いた雰囲気の人物として見られる点が挙げられます。

面接の際に、語彙が豊かであったり落ち着いた口調で話すことができれば、より二浪を活かすことができるでしょう。

 

二浪の2つ目のメリット

二つ目のメリットは、努力を粘り強く続けることができる人間であることをアピールすることができる点です。

失敗しても受験勉強を続け、ブレずに志望校を追いかけ続けた経験は、「精神力の強さ」や「粘り強さ」、「継続できる人間」などポジティブなフレーズを用いて訴えることができます。

自分を表現するポジティブなフレーズは意外と出てこないものですから、これも大きな利点になります。

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二浪の3つ目のメリット

三つ目のメリットは、挫折して乗り越えた経験として語れることです。

就職活動の面接やエントリーシートにおいて、「挫折した経験とそれに打ち勝ったエピソード」を問われることが非常に多いのですが、多くの就活生がサークルやバイトでのありきたりな経験を語るため、なかなか差別化を図るのが難しいです。

しかし、「二浪」のエピソードはインパクトも強く、文章や話の構成を組み立てやすいためこの手の質問に対して大きなアドバンテージになるといっても過言ではありません。

困難に直面して乗り越えた事実をそのまま活かすことができます。

 

もちろん、二浪した理由をつぶさに聞かれることもあるかもしれませんが、自分に自信を持って堂々と二浪を語ることができれば、採用側は間違いなくあなたを評価するでしょう。

 

努力をしている人間をバカにするような人はこの世の中にほとんどいません。

もしいるとしたら、本当は自分に自信がない心の狭い人間です。

あなたの心持ち一つで、二浪は大きな武器になります。

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