受験生のみなさんこんにちは!
今回は「東洋大学の英語は難しいのか」というテーマについてお話していきたいと思います!
東洋大学といえば「日東駒専」の一角であり、東京の私立大学の中堅上位に位置するとされていますが、近年は難化&偏差値が上昇しているという話もよく耳にします。
東洋大学の人気が高まる要因は、近年のトレンドであるグローバリゼーションに対応していることでしょう。
文科省のスーパーグローバル大学創成支援事業にも採択されており、東洋大学で国際関係や英語を学びたい!という受験生も多いかと思いますが、入試では英語の攻略がカギになるのは言うまでもありません。
そんな東洋大学の英語の傾向や難易度、対策について見ていきたいと思います!
⇒私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら
東洋大学の偏差値は?
前述のとおり、近年は偏差値が上昇傾向にあります。
各学部の偏差値ですが、大学偏差値研究所がAIによって算出した数字は以下の通りでした。
1位:国際学部(グローバル・イノベーション学科):62
2位:文学部(国際文化コミュニケーション学科):61
2位:国際観光学部(国際観光学科):61
4位:国際学部(国際地域学科):60
なんと、4つの学部で偏差値60を超えてくるようです。偏差値60とは、大学受験生の上位15.87%に相当します。
また東洋大学といえば東洋思想や哲学に強いイメージでしたが、偏差値で上位にランクインしている学部が全て国際系の学部であったことからも、これらが看板学部になっているといえるでしょう。
⇒私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら
東洋大学の英語の傾向・難易度は?
東洋大学の国際系の学部の人気が高まっていることはすでにお話しましたが、やはり英語の問題はチェックしておきたいですよね。
入試問題の傾向や問題の難易度はどのようになっているのでしょうか?
中身を見ながら解説していきます。
まず、試験時間とボリュームですが、時間は60分で大問は5題ほど。
注意したいのは日程によって設問の形式が異なるという点です。
ですので、東洋大学の英語の対策をする際は、過去問を全日程解くのがおすすめです。
英語長文は空欄補充、内容一致が日本語のパターンと英語のパターン、正誤問題、選択肢から選ぶ問題など、やはり日程によって様々な形式が見られました。
問題の難易度ですが、空欄補充などはMARCHレベルを目指す方は即答できて当然、といえるスタンダードな問題でした。
また、難しい表現にはすべて注が付けられているので、語彙レベルとしてもそこまで難しいものではないでしょう。
前置詞を問う問題も出題されることが多いですが、どれも基礎的な内容ですので、共通テストの勉強をしっかりやってきた人などは簡単に思えるかもしれません。
全体的に基礎的な問題が多く、やはりMARCHレベルの受験生には簡単に感じる人も多いかと思いますので、日東駒専レベルの人にとっては長文問題の得点が合格のカギになるでしょう。
文法問題も出題されています。
4つの選択肢から1つを選ぶ問題が多いです。
問題を見ると、やはり基礎的な問題が多く並んでいますので、文法問題は瞬時に回答する必要があり、1問も取りこぼしてはいけないでしょう。
会話問題が必ず出題されることも、東洋大学の英語の問題の特徴です。
空所を埋める問題が出題されることが多く、全体的に難易度は易しく感じます。
会話のシチュエーションが店員と客でしたので表現も簡単ですし、選択肢を見ただけでもどちらのセリフか分かります。
並べ替え問題なのですが、日程によっては少しレベルの高い表現が出題されている問題もありました。
英語長文と同様に、日程によって難易度が若干異なるのが特徴といえるでしょう。
東洋大学の英語の問題の全体に言えることが、「とにかくベーシック」であるということです。
同じ日東駒専でも日本大学の問題などは選択肢に引っ掛けがあったりするのですが、東洋大学はそのような捻りや奇をてらった出題はほとんど見られません。
入試問題を解く際に一番大切なのは、出題者の意図を汲み取ることです。
大学の入試問題は、先生方が学校の威信をかけて作っていますし、「この大学に入学する生徒は最低限これくらいの問題は解いてほしい」というメッセージが問題に込められています。
東洋大学の英語は「とにかく高校英語の基礎をしっかり固めてきてほしい」ということでしょうか。
しかし、実際は問題が簡単だからと言って楽に合格できるのではなく、一つのミスが命取りの高得点勝負になるのは必至です。
⇒私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら
東洋大学の英語におすすめの参考書は?
東洋大学の問題が基本的な内容が多いのは前述のとおりですが、どのような参考書を用いて勉強すればよいのでしょうか。
初めに、中学英語の知識をしっかり固めたうえで高校英語の基礎を確認するため「つながる英文法」などを使うのがよいでしょう。
中学レベルの現在完了形など、意外とあやふやであったりする部分をかみ砕いた言葉で説明してくれているので、基礎の基礎を固めた状態で次にステップアップすることができます。
また、英単語は「データベース3000」や「システム英単語Basic」などが最適です。
東洋大学の英語は語彙も標準的ですので、この一冊で十分に足りるかと思います。
ターゲットなどよりも例文が簡単で読みやすく、意味が関連している単語が一括りにされているので、頭の中で整理しながら学んでいきやすいです。
東洋大学は文法問題も基礎的な内容が多いため、「Next Stage」や「ブライトステージ」などを文法書としておすすめします。
本書の最大の特徴はアウトプットとインプットを同時に行えることです。
回答も見やすく、全体的に使いやすい構成になっていますから、どんどん解き進めることができます。
またネクステのパート4は会話表現の問題となっていますので、東洋大学の英語の対策としてうってつけです。
最後に長文対策として、「入門 英文解釈の技術70」などをおすすめします。
文法の知識と長文読解をつなぐ英文解釈のテキストで、文の構造を前から正しく取りながら読めるようになるので、「なんとなく長文を読める(気になっている)けど、得点が伸びない」という状態から脱却する特効薬になると思います。
前述の「Next Stage」などの文法書を1、2周して60~70%程度理解できていれば本書に取り組んでよいと思います。
本書を進めていく中で、まだ足りていない文法知識を適宜確認しながら進めていくと、効率的に勉強することができるでしょう。
⇒私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら
東洋大学の英語の難易度まとめ
東洋大学の英語は決して難しくないですが、基礎的な高校英語の定着をしつこく問われます。
英語に苦手意識がある人も、正しい勉強法で勉強すれば必ず点数が伸びますし、東洋大学にも合格することができます。
また、受験勉強で高校英語の基礎を定着させることで、大学に入ってからの勉強の幅が広がりますし、社会人になってからもいろいろな場面できっと役に立つでしょう!