大学受験勉強はいつから間に合う?いつから準備して本気出す?


これから高校生になる方は、胸に期待を秘めているかもしれませんが、高校生の次、つまりは、大学生になるための受験勉強はいつから始めるべきなのか実は疑問に思っているのではないでしょうか。

この記事では、大学受験の勉強はいつから取り組めば間に合うのか、いつから準備するべきなのかについて、解説していきます。

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大学受験勉強はいつから始める?

少し年代が古いかもしれませんが、株式会社マイナビの2016年度の調査では、最も多い回答が、「高校3年生の春」となっています。

さらに時代を遡り2012年のベネッセ総合教育研究所の調査でも、推薦入試(AO入試)入学者に限るものの、やはり、「高3のはじめ~夏休みくらい」となっています。

これは、高校3年生になると部活も終わりが見えてくる頃であり、卒業を意識し始めることから自然な結果といえるでしょう。

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大学受験はいつから勉強すれば間に合うか

先ほど、多くの受験生が「高校3年生の春ごろ」から受験勉強を始めると書きましたが、それで間に合うかというと別の話だと思います。

同じマイナビの調査では、春から始めた方のうち約4割「遅すぎた」と後悔しています。

つまり、多くの受験生は高校3年生の春から始める傾向にあるものの、それでは遅すぎる間に合わないかもしれないということです。

では、いつから勉強するべきなのかについて国公立大学と私立大学、さらには難関大学に分けて見ていきましょう。(推薦入試・AO入試は除きます。)

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①  国公立大学を志望する場合

国公立大学受験の場合、絶対に避けて通ることのできないものが「共通テスト」になります。

大学入試の本番ともいうべき二次試験の前に共通テストで十分な点数を確保しなければ、大学によってはいわゆる足切り・または総合点数が満たない=不合格となってしまいます。

国公立大学受験の場合、まず共通テスト対策、次に二次試験対策となるわけです。

では、共通テスト対策はいつから始めるべきか、これは高校2年生の秋~冬ごろから始めるべきです。

その理由は、共通テスト対策模試が始まるのが高校2年生の年明け1~2月、さらに共通テスト本番1年前の2点になります。

模試の結果をしっかりと受け止め、さらに1年間をかけて、しっかりと共通テスト対策に取り組むべきです。

次に二次試験対策ですが、これは、自分の志望校に直結します。

志望校を早めに決め、その二次試験の範囲を調査し対策する、それもどんなに遅くとも高校2年生の秋~冬ごろから始めるべきです。

中には、共通テストの結果を見てから判断する猛者もいるようですが、行きたい大学・学びたい大学が決まっているならば、その対策を共通テストと同様の時期にはスタートするべきといえるでしょう。

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②  私立大学を志望する場合

受験生時代を振り返ってみると、私立受験だから科目が少なくていいやと言っていた人間もいましたし、遅くても大丈夫と楽観視していた方もいましたが、私立大学の場合は、高校2年生の春にはスタートしているといっても過言ではありません。

それは、文系・理系に分かれる2年生の段階で私立志望の場合は、国公立志望の学生とは科目数も異なりますし、突っ込んだ知識を問われる分、時間をかける必要があると私は思っています。

さらに、ここ数年では、私立でも共通テストを必須とする大学が増えるなど、共通テストの勉強もしなければなりません。

また、共通テスト自体かなりの難度化をしているため、大学入試とは別に共通テスト対策をする必要がある分、高校2年生の春にはスタートしなければならないと私は考えています。

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③  難関大学を志望する場合

難関大学の場合は、もう一択しかありません。

高校生になった瞬間がスタートですし、なる前から始まっているかもしれません。

だいぶ遡りますが、私の時代でも難関大学(早稲田政経)に合格した同級生は、高校1年生になった瞬間から、「政経に行く」と言い続け勉強をしていました。

ただ、不思議なもので東京大学に合格した同級生は、表には出さずひっそりと勉強し続けセンター入試(現共通テスト)の結果から入試に挑み見事合格していました。

やはり、国公立大学の場合は、共通テストという第一ハードルがある以上、志望校にもよるかもしれませんが、かなりそこに力点を置く必要があるため、本格的に始める時期に私立とは差が出てくるのかもしれません。

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大学受験はいつから準備をするべきか、まとめ

大学受験をいつから始めるべきかというのは、実際に勉強し始める時期であり、勉強のための準備は終わっているわけです。

では、準備はいつからすべきなのでしょうか。

高校生になった段階でその先の志望校も決定している方は、高校1年生から準備をしていると言うことができます。

逆にまだ進学先も決められないという方は、準備すらできていないと言えるでしょう。

準備とは、志望校の受験科目、配点割合、傾向と対策の検討、過去問準備といった受験に対する総合的な準備になります。

もちろん一度準備したから終わりではなく、高校1年生から3年生の時の流れの中で傾向と対策が変わるということも想定されます、

それらを準備することから、実は受験勉強は始まっているのかもしれません。

「いつから本気でやれば」、ではなく準備の段階で真剣に行うことで、早め早めに本気で受験勉強を始めましょう!

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