赤本の合格最低点より上でも不合格?補欠合格は含む?嘘で信憑性が低い?


私は現在、中央大学に通う大学1年生です!

なのでちょうど一年前に受験を経験していて、みなさんと同様に勉強には苦しみました・・

この記事では、“合格最低点”について解説していこうと思います!

私の英語の偏差値が1か月で43から70に爆上がりしたワザはこちら

 

赤本の合格最低点とは

受験勉強の集大成として、赤本を解くと思うのですが、まずみなさんが赤本を買った際に、嫌でも最初に目につくものがありますよね笑

みなさんも赤本を持っていたら、実際に確認できると思いますが、最初の方のページに載っているのが合格最低点です!

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赤本の合格最低点の信憑性

合格最低点と言うくらいなので「これ以上の点を取れば受かる!」と言う事なのでしょうか、?

僕も実際そう思っていたのですが、なんと驚くことにこの点数を超えていても不合格になってしまう場合があるそうです!

 

なぜ赤本の合格最低点より上でも落ちるのか

まず最初にみなさんに知っていただきたいのが、得点調整の存在です。得点調整とは、選択科目間での不公平をなくすためのものです。

これだけだと正直よくわからない方もいるかと思うので、具体例を挙げて説明したいと思います!

私立大学では、一般的に文系が英語、国語そして世界史や日本史などの選択科目の中から一つ選んで、合計3つの教科を受けます。ちなみに理系ではこの選択の部分が、物理や化学、生物になりますよね。

そしてAさんとBさんがある大学を受験したとして、Aさんは選択を日本史、Bさんが世界史を選んだとします。

例えば日本史が平均点40点、世界史が70点だったとすると、AさんとBさんが同じ点数で同じ評価を受けるのはおかしいですよね?

この選択科目間の不平等を解消するために得点調整が行われるわけです!

 

さてここからは今回のメインテーマである、合格最低点に話を戻していこうと思います。

みなさんは過去問を解いた後に自己採点を行うと思いますが、そこから得られるいわゆる素点によって合格最低点が記載されているでしょうか‥

しかしもしそうだとすると、先ほど話した不平等が残ってしまいますよね。なので合格最低点とゆうのは、それが考慮された、“得点調整後の点数”で記載がされています!

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“じゃあ結局どのくらいの点数を取ればいいんだ!!”

そこで一般的に私立大学で採用をしている得点調整の方法について紹介してみたいと思います。

その方法というのは、中央値補正法というものです!

これは、各科目の真ん中の順位の人の点数を50点と置き換えて、他の受験者の得点を調整する方法です。

その計算式というのが、下に示すものになります。

 

  • 素点<中央値の時

満点の半分の点数÷中央値×素点

 

  • 素点≧中央値の時

満点の半分の点数÷(満点ー中央値)×(素点―中央値)+満点の半分の点数

 

あくまでこれは計算の一例ですが、素点と調整後の得点は異なるため、赤本を解いていて合格最低点を超えていて余裕だと思っていたのに落ちると言う嘘みたいな事が起きるわけです。

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赤本の合格最低点に補欠合格は含むのか

これについて僕も色々調べてみたのですが、含むと言う意見もあれば、含まないと言う意見もどちらもありました。

これは正直採点を行なっている大学側にしかわからないことなのでよほど気になる方は、直接大学側に問い合わせて聞いてみるのも手ですね!

しかし大学受験では受験者数がとんでも無くいる世界なので、1〜2点の世界に何人もの人がいると言うのが普通なので、含んでいようが含んでいまいが多少の誤差程度でそこまで気にすべき点ではないと思います!

 

この記事を読んでくださった皆さんは、毎回の過去問演習で合格最低点を超えているからといって、自分は余裕だと思い込まず合格最低点に隠されたトラップに引っかからないよう最後まで油断せず勉強を頑張ってください!

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