私は中学校で良い英語の先生に出会ったことをきっかけに英語の勉強を本気ではじめ、高校2年生の時に英検1級に合格したものです!
この記事では「英文和訳演習のレベル」について解説をしていきたいと思います。
英文和訳演習とは
・概要:英文和訳や長文問題の得点をアップしたい受験生にうってつけの問題集
・著者、出版社: 伊藤和夫(駿台文庫)
・レベル、偏差値: 基礎~東大京大レベルまで(偏差値30〜75)
・問題数: 入門編、基礎編、中級編、上級編の各レベル30題前後
・使用期間: 高三11月ごろまで
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英文和訳演習はレベル別に分かれている!
英文和訳演習はレベル別に4段階に分かれているため共通テストレベルから日東駒専、MARCH、早慶(早稲田、慶應)、さらには東大京大といった旧帝大まで対応しています。
私が実際に大学受験を経験した感覚では、英語に関して言えば、日東駒専、MARCHレベルよりも圧倒的に共通テストの方が難しいです。
つまり、共通テストの対策をしたいという人はまず、日東駒専、MARCHレベルの問題から挑戦した方が良いかと思います。
無理して難しいレベルの参考書を手に取っても時間の無駄になるだけです。自分の目指す難易度に応じて最適なレベルの問題集を解いていきましょう!
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英文和訳演習入門編のレベル
英文和訳演習入門編は、比較的易しめなレベルで、和訳問題を今までほとんど解いたことがない方や、ものすごく和訳問題を解くのが苦手な人向けの教材となっています。その為、受験勉強をしたいという方にはあまりお勧めできません。しかし、無理して最初から自分の今の英語レベルよりも難しい参考書を解いてもあまり意味がないため、本当に英語の苦手な人は、入門編から始めることが返って近道になると思います。
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英文和訳演習基礎編のレベル
英文和訳演習基礎編は、共通テストや地方国公立大学、日東駒専、MARCH、などの受験に対応したレベルの教材となっています。
もちろん、今挙げた大学群の英語のレベルはほぼ同程度と考えて問題ないと思います。しかし、特に私立大学の場合は、受験する大学によって問題形式が全く異なるため、演習としてこの参考書を使用することに問題はないですが、やはり一番の勉強法はその大学の過去問を使ってそれぞれの大学の受験問題の形式に慣れるのがベストだと思います。
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英文和訳演習中級編のレベル
英文和訳演習中級編は、旧帝大や早慶などといったいわゆる難関大学に対応した教材です。中級編からは単語の難易度や文章量に圧倒的な差が出てくるため、いきなりこの参考書を手に取るのは少し危険かなと思います。もう一つ上のレベルに上級編もありますが、この二つの参考書は基礎編を一通り解いた後で取り組むのがベストだと思います。
英文和訳演習上級編のレベル
英文和訳演習上級編は東大、京大やその他医学部などといった国内最難関大学の受験に対応した教材となっています。このレベルの参考書はほとんどの人にとっては不要だと思いますのでまさに選ばれし人のみが使うべき教材だと思います。英語和訳演習中級編を解いた後で、まだ受験まで時間があるしもっと難しい問題を解いてみたいなと思う人は挑戦してみてもいいのかなと思います。
英文和訳演習の使い方・勉強法
以下の3つのステップに沿って進めましょう!
① 初見で自力で読み解く
もちろん長文を読んでいく中で見たことのない単語が出てくることもあると思います。でも、まずは辞書を弾いたりすることなくそのまま読み進めてみてください。
どれだけ勉強を進めていったとしてもわからない単語は誰にでも出てきます。その時に、わからないから解けませんでは困るため、周りの単語や文脈から推測していく力を身につける必要があるため、わからない単語=調べればOKという考え方はやめていただきたいなと思います。
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②まずはじめに本文を音読する
私が受験生の時は、全ての単元で本文を音読していました。
この作業のおかげで長文が読めるようになったといっても過言ではないです!
目だけを使って黙読をしていると、ちゃんと本文を読んだつもりでいても知らないうちに読み飛ばしてしまっている場合がありますが、声に出して本文を読むと、自分の耳からも情報を取り入れるため本文を読み飛ばさない癖がつくようになります。
この勉強法をやっていくと長文が読めるようになるのももちろんですが、同時に知らなかった単語の正しい発音まで覚えることができるので一石二鳥です。
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③厳しめに丸付けをする
丸付けをしているときにミスばかりだと、何としても丸の数を増やしたいなと思いますよね。しかし、そうやって自分に甘くする癖がついてしまってはいくら勉強しても成績が上がっていくことはないでしょう。
人間は皆、ミスをしてそのミスを復習したときにはじめてレベルアップします!
なぜこの問題を間違えてしまったのか。どうすれば同じ問題を二度と間違えないようにすることができるのかを考えながら丸付けをしてみてください。