私は高校2年生終了時点偏差値37で、そこから一年で同志社大学理工学部に合格、その後一浪して大阪大学基礎工学部に合格した者です!
この記事では「数学重要問題集」について、レベルや使い方、どのような受験生におすすめかを徹底的に解説していきます!
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数学重要問題集とは?
・概要:入試の良問を集めた受験対策用の問題集。
文系版と理系版の二冊ある。
・著者、出版社:数研出版編集部 (数研出版)
・レベル、偏差値:文系版 中堅大学〜難関大学(偏差値 60〜70)
理系版 中堅大学〜最難関大学(偏差値 65〜70)
・問題数:文系版 200題
理系版 300題
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数学重要問題集の難易度は?いつから使い始めればいい?
数学重要問題集は文系版、理系版どちらに関しても、数学の受験勉強が進んでそろそろ本格的に入試対策を網羅的に勉強する時に一番おすすめしている問題集です!
この問題集はA問題、B問題、C問題の3段階にわけて構成されており、順に基本レベル問題、中レベル問題、上級レベル問題を演習できる形式になっています。
そこで、ここからはそれぞれの問題レベルに関して、分けてその難易度と到達可能レベルを解説していきます!
・A問題:基本レベル(中堅大レベル相当まで到達可能)
A問題は、入試基本レベルの問題であり、必ず解いてほしい問題になります。
口コミではこのA問題でも難しいという評価が見受けられますが、ある程度勉強が進んでいる受験生であればほとんどつまずくことなく解ける問題が多数だと思います。
もし、A問題がほとんど解けない場合はもう一度、教科書レベルの問題を復習するようにしましょう。
・B問題:中レベル(難関大標準問題レベル相当まで到達可能)
B問題は、難関大標準レベルの問題であり、地方国立大などを狙っている受験生には是非解いておいてほしい問題になります。
A問題に比べて難易度は上がりますが、ここをしっかり抑えることができれば合格確率が格段に上がると思います!
・C問題:上級レベル(難関大応用〜最難関大問題レベル相当まで到達可能)
C問題は、旧帝大や早慶を狙う受験生対象の問題になります。
そのなかでも特に、数学が得意な人、得点源にしたい人はここまでしっかり解けるようになっておいた方がいいでしょう!
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数学重要問題集の使い方、進め方
ここまで解説してきたように、この問題集はレベル別に問題が分けられているので、志望校のレベルによってどこまでやるかは変わってきます!
ここでは、レベル別にどの問題までやれば良いかを解説した後、全レベル共通のおすすめ勉強法についても解説したいと思います!
・中堅大志望の方はまずはA問題だけでOK!
日東駒専や産近甲龍といった中堅大志望の方はまずA問題を完璧にしましょう。
A問題だけだと少し不安になるかもしれませんが、中堅大に合格するためには「基本問題をしっかり正解する」ということが鍵になってきます。
難易度の高い問題は、出てもせいぜい1、2題ですので、それらができなくても他の受験生もできない可能性が高いので合否に影響はしにくいと言えます。
ですので、他の受験生もできる基本問題を凡ミスせずしっかり正解することが大事です!
余裕ができればB問題も挑戦してみてもいいかもしれません!
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・難関大志望の方はA問題とB問題がおすすめ!
関関同立、GMARCH、地方国公立大といった難関大を志望している受験生はA問題とB問題を解きましょう!
B問題は少し難易度が高いですが、難関大レベルになると合格ラインに達するためには、解けるようになっておいた方が良い問題が多数ありますので、必ず繰り返し解いておくようにしましょう!
・最難関大学志望の方は全てのレベル問題を!
早慶や旧帝を目指す受験生はABC全ての問題に目を通すようにしましょう。
ただし、数学があまり得意ではなく得点源にするつもりがない方、他教科で巻き返しができる方については、A問題とB問題のみでも十分だと思います。
実際私は数学があまり得意ではなかったので、C問題はやらずにA問題とB問題を完璧にできるように勉強を進めていました!
結果的には阪大に合格することができたので、共通テストが十分に取れている方や他教科で得点できる方はC問題を解くよりも、AB問題を完璧にすることをお勧めします
数学を得点源にしたい方はC問題までしっかり理解することが必要ですので、少し辛いかもしれませんが頑張って下さい!
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・全レベル共通のおすすめ勉強法
ここまでレベル別に解説してきました。
ここで、全レベル共通のお勧め勉強法について伝授したいと思います!
この方法は、私が塾講師や家庭教師をしていた際にも担当生徒に教えていたもので、非常に評判が良かったので、ぜひ参考にしてみて下さい!
全部で3ステップあります!
- まずは自力で解く
まずは解答や教科書を見ずに、問題を解いてみましょう!
問題の意図をしっかり理解して、何を求めないといけないのか、求めるには他にどのような情報が必要なのか、それが文章中にあるのか、あるいはそれも求めないといけないのか、など色々考えながら問題を解く努力をしてみて下さい。
- 教科書や参考書を見ながら解く
1.で解けなかった問題について、教科書や参考書を見ながら解いてみましょう。
特に、青チャートで類似の問題を探して、それを参考に問題を解く方法が1番効率よく解法を定着できると思います!
- 解答解説をしっかり読む
- 2.で解いた問題の解答解説をしっかり読みましょう。
問題を解くよりもここが1番大事です!
丸つけだけで終わるのではなく、しっかり解説を読んで自分の言葉で説明できるレベルになるまで理解しましょう!
本質が理解できれば、他の問題にも応用ができるようになるので難易度の高い入試でも通用する本物の力が身につきます!
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数学重要問題集が終わったら次は?
ここまで、数学重要問題集についてレビューしてきました。
ではここで、数学重要問題集が終わったあとについて少し解説したいと思います。
数学重要問題集が終われば、基本的には志望校の過去問に進んでOKです!
ただし定期的に数学重要問題集を見返して解き直すことでより幅広く解法の定着ができるのでおすすめです。
私自身、過去問と数学重要問題集を交互に解くことで、分野が偏ることなく勉強ができました!